シェルフの棚板を増やしたり、なくした棚受け部品を買い直したりするときに必要なのが、棚ダボ。
小さな部品ですが、棚板を使いたい高さで支えてくれる、収納づくりに欠かせない存在ですよね♪
でも、いざ探してみると、「何mmのダボを買えば合う?」とか、「差し込み式とねじ込み式はどう違う?」と、選び方に迷ってしまう方も多いはず。
見た目だけで買うと、穴に入らなかったり、棚板の下に隙間ができたりと、取り付け直すことも。
そこでこの記事では、棚ダボのサイズの測り方と種類の違いを整理し、購入先の探し方や用途別の候補を紹介します!
この記事を読めば、自分の家具で確認する場所が分かり、買い間違いを減らせますよ♪
というわけでこの記事は、「棚ダボの選び方|サイズの測り方・種類の違いと購入先を解説」について書きました。
この記事がおすすめな人
- シェルフや食器棚の棚ダボをなくして、同じものを探している方
- 棚ダボのサイズを、どこから測ればよいか知りたい方
- 差し込み式・ねじ込み式・固定機能付きの違いを知りたい方
- 棚板を増やす前に、ダボと家具の適合を確認したい方
棚ダボは、家具に残った部品から選ぶ
交換するなら、最初に確認したいのは、同じ棚に残っているダボと家具の品番です。
棚板の上の物を下ろし、板を安定させてから、部品の形と取付穴を確かめましょう♪
| 家具の状態 | 先に確認するもの | 次の行動 |
|---|---|---|
| 同じダボが残っている | 取付方式・差込径・長さ・受け面 | 現物と寸法図を照合する |
| 家具の品番が分かる | 取扱説明書の部品番号・メーカー窓口 | 同じ交換部品を探す |
| ねじ式で受け部品が残っている | 家具側のメス部品と対応品番 | 対応するオス部品を選ぶ |
| ダボも品番も分からない | 穴・棚板・家具全体の写真と寸法 | 購入店や家具メーカーへ相談する |
棚ダボは、家具の側板にある穴へ差し込んだり、ねじ込んだりして、棚板を支える部品です。
筆者も、シェルフで棚ダボを使ったことがあります。
木材同士を接着する木ダボとは役割が違うので、売り場で「ダボ」とだけ書かれた商品を選ぶときは用途まで確認してください。
木製ダボで板をつなぎたい方は、ダボ接合のやり方を参考にすると、必要な部品を整理できます。
棚ダボの選び方とサイズの測り方
棚ダボは、取付方式、差し込む部分、棚板を受ける形、荷重条件の順に合わせます。
同じ直径の商品が並んでいても、全長や棚板の収まりまで比べて、自分の家具に合う形を選びましょう♪
差し込み式か、ねじ込み式かを見分ける
まず分けたいのが、家具へ固定する部分の形。
滑らかな軸を穴へ入れるのが差し込み式、ねじ山を使って取り付けるのがねじ込み式です。
ねじ込み式には、家具側に埋め込まれたメス部品へ、棚を受けるオス部品を回して取り付けるものもあります。
穴だけで判断せず、残っているダボの軸と家具側の受け部品を一緒に比べて、取り付け方を見分けましょう。
- 差し込み式:軸の直径と差し込める長さを合わせる
- ねじ込み式:対応する受け部品、ねじの径・ピッチ・長さを合わせる
- 固定機能付き:棚板を押さえる部分と、対応する板厚も合わせる
ねじ式で径が近くても、ねじ山の間隔である「ピッチ」が違えば正しく締まりません。
途中で固くなる部品を工具で無理に回さず、家具の部品番号やメーカーの組合せ表で対応を確認してください。
サイズは、穴に入る軸の直径と長さを測る
残った差し込み式のダボを測るときは、棚を支える太い部分と、穴へ入る細い軸を分けます。
商品に「5mm」とあっても、それが全体の太さなのか、取付穴の目安なのかを寸法図で確かめましょう。
細い軸の直径は、ノギスの外側を測るジョウで挟むと、定規だけより寸法を読み取りやすくなりますよ♪
| 測るところ | 現物で確かめる位置 | 買う前に比べる表示 |
|---|---|---|
| 差込軸の直径 | 家具の穴へ入っていた細い部分 | 軸径・対応穴径 |
| 差込軸の長さ | 段差から先端まで | 差込長さ・取付穴の深さ |
| 棚を受ける部分 | 側板から棚板の下へ出る部分 | 受けの長さ・高さ・形 |
| 全長 | 部品の端から端まで | 家具内側の隙間との関係 |
ノギスを使う場合は、測定面のごみを除き、閉じた状態のゼロを確認してから測ります。
軸へ斜めに当てず、軽く挟んで、傷やつぶれの少ないところを比べてください。
測りたい部品を持って買いに行けるなら、寸法のメモと現物を一緒に用意しておくと、形の違いまで相談しやすくなります♪
ねじ込み式では、メス部品の外径と、内側へ入るオスねじの径は別の寸法です。
商品名の穴径をそのままオスねじ径と読み替えず、図面のどの部分に寸法線が付いているかを確認しましょう。
受け面の形と、棚板の厚さ・加工を合わせる
穴へ入ることを確認したら、次は棚板の下に部品がどう収まるかを見ます。
円柱状の上へ棚板を置くタイプ、平らな面で受けるタイプ、棚板を挟んで固定するタイプなど、支え方はさまざま。
軸が合っても棚板が浮くなら、受け面の高さや、棚板の裏にある溝・くぼみとの関係を見直しましょう。
- 棚板を置くタイプ:受け面の高さと、棚板が掛かる長さ
- 棚板に加工があるタイプ:裏面の溝・くぼみと、部品の形
- 棚板を押さえるタイプ:対応する板厚と、固定・解除の方法
固定機能付きには、同じ差込径でも板厚ごとに別の品番が用意されるものがあります。
薄い棚板を厚板用の部品へ入れたり、厚い棚板を無理に挟んだりせず、板厚と指定品番をそろえてください。
ガラス棚なら、木板用の金属ダボをそのまま流用せず、ガラス用として指定された受け面や保護部材を選びます。
材質や板厚で選ぶ部品が変わるため、交換前と同じ支え方を保つと、確認する条件を絞れますよ♪
耐荷重は、棚板と家具側も含めて確認する
「丈夫そうな金属ダボへ交換すれば、重い物を置ける」とは考えず、家具全体の指定荷重を確認しましょう。
ダボが支えられても、棚板がたわんだり、側板の穴が傷んだりすれば、安全に使い続けられません。
メーカーの荷重表は、使用個数や取付条件を含めて読むのがポイント。
- ダボ:使用個数・取付方法・試験条件
- 棚板:材質・厚さ・幅と奥行・指定荷重
- 家具側:側板の状態・穴の傷み・組立状態
- 使用時:棚板自身の重さと、載せる物の重さ
「4個使用時」の値を、1個で支えられる重さと取り違えないようにしてください。
個数を増やしても、家具全体の許容荷重を単純に倍にできるわけではありません。
重い本や食器を収納する予定なら、部品の追加購入より先に、家具の説明書で棚ごとの上限を確かめておきましょう。
必要な個数と販売単位をそろえる
交換する部品が決まったら、最後に数をそろえます。
棚板1枚に必要な個数は家具の指定に合わせ、左右・前後で高さや形がそろう組合せを用意しましょう♪
「1」と表示された価格でも、1個、複数個セット、1パックでは届く数が違います。
| 購入画面の確認点 | 見落とすと起きること |
|---|---|
| 単品か、何個入りか | 棚板1枚分に足りない |
| 色・サイズの選択欄 | 同シリーズの別寸法が届く |
| オス・メスの販売区分 | 必要な受け部品がそろわない |
| 送料・取寄せ表示 | 部品代以外の費用や到着日が変わる |
残った部品と新しい部品を混ぜる場合も、棚板を受ける高さと形をそろえて確認します。
一部だけ背の高いダボへ替えて、棚板を押さえ付けて使うような合わせ方は避けてください。
棚ダボはどこに売ってる?購入先の探し方
探す順番は、家具メーカーや購入店の交換部品、金物店・ホームセンター、型番指定の通販がおすすめ。
家具の品番と残った部品を手掛かりにすると、売り場の名前だけで探すより話が通じやすくなりますよ♪
家具メーカー・購入店で、同じ交換部品を探す
ニトリなどの家具メーカー品なら、まず家具本体の品番や購入履歴を用意し、部品の取扱いを確認しましょう。
「棚ダボが1個なくなった」だけでなく、家具名、品番、残ったダボの写真を伝えると、対象を絞れます。
同じメーカーでも家具ごとに部品が違うので、「同じ店のダボだから合う」と決めないことが大切です。
部品番号が分かる場合は、汎用品の寸法選びに進む前に、同じ番号の交換部品が手に入るかを確認してください。
店頭は現物、通販は寸法図と品番で照合する
金物店やホームセンターでは、「棚板を受けるダボ」を探していると伝え、取付方式と寸法を見せましょう。
接合用木ダボや、棚柱へ付ける棚受けも近い名前で並ぶので、売り場の分類だけで判断しないようにします。
通販では、候補の品番をそろえてから、商品画像・寸法図・販売単位を比べると選びやすくなります♪
ダイソーやセリアなどの100均で探す場合も、取扱いや在庫を店舗へ確認し、現物の形と寸法を照合してください。
木製ダボのパッケージを金属製棚ダボと取り違えたり、サイズ不明の物を家具へ試しに押し込んだりしないでください。
取り寄せ品を注文するときは、品番末尾と必要個数をメモしてから購入画面へ進むと、選択欄の間違いを減らせますよ♪
用途に合わせて比べたい棚ダボ
それでは、用途に合わせて比べたい棚ダボを紹介していきます。
ここでは、差し込み式の候補と、対応するメス部品へねじ込むオス部品を分けて比べましょう。
| 外観 | 商品名 | 向いている用途 | 選ぶポイント | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| | スガツネ SS-323BR | φ5穴用の差し込み式を検討 | 受け面と差込長さも照合 | |
| | スガツネ SS-318M | 対応メス部品へのねじ込み | SS-318Wとの組合せを確認 |
スガツネ工業 棚ダボ SS-323BR
差し込み式の候補は、スガツネ工業の「 棚ダボ SS-323BR 」です。
「小さな穴へ差し込む棚受けを、同じ形で探したい」という方が比べたい、木板棚用のタイプ。
推奨取付穴はφ5で、鉄芯の軸にブラウンの樹脂製受け部分を組み合わせています。
金属の軸だけを見るのではなく、棚板が載る受け面の形まで比べられる候補ですよ♪
棚板の裏側に加工がある場合は、その形と部品の輪郭も合わせて確認します。
同じφ5穴用でも、受け面が違う部品への交換では、棚板の高さや収まりが変わることがあります。
まずは残ったダボを横から見て、側板に当たる面と棚板を支える高さを照合しましょう。
このモデルは木板棚用なので、ガラス棚の保護や、棚板を挟む固定機能を求める場合は、別の用途指定品を選びます。
新しく穴を加工する場合は、木部の材質によって圧入の強さが変わる点にも注意してください。
寸法図と取付条件を合わせ、同じ材料の端材で収まりを確かめてから、本体の加工へ進みましょう。
必要な取付個数と販売単位をそろえると、棚板を支える部品をまとめて準備できますよ♪
スガツネ工業の「 棚ダボ SS-323BR 」は、φ5穴用で受け面の形も合わせたい方におすすめな差し込み式棚ダボです♪
スガツネ工業 棚ダボ SS-318M(オス)
ねじ込み式の候補は、スガツネ工業の「 棚ダボ SS-318M 」です。
「家具側の受け部品へ、ねじ式の棚ダボを取り付けたい」という方が照合したい、オス側の部品です。
対応するメス側はSS-318Wで、オスとメスを組み合わせて使う構造。
本体は黄銅製でニッケルめっきが施されており、購入時には色だけでなく、末尾のM・Wを分けて確認します。
シリーズの「φ10穴用」という表記は、家具への取付条件を示すもので、オスのねじ径を10mmと読むための数字ではありません。
交換では家具側のメス品番まで確かめ、寸法が似た別メーカーの受けへ無理にねじ込まないでください。
新しく取り付けるなら、メス部品を入れる穴の径や深さ、側板の厚さも寸法図で照合しましょう。
棚板の下面を半円状に加工すると前ずれを防げる構造ですが、加工位置は実物の受け位置とそろえて確認します。
棚板を上から押さえて固定する金具とは支え方が違うため、浮き上がりを抑えたい用途では固定機能付きも比べてください。
対応品番で部品をそろえられる家具なら、オス・メスを分けて選ぶことで、必要な側の部品を探せますよ♪
スガツネ工業の「 棚ダボ SS-318M 」は、対応するメス部品との組合せを確認して使いたい方におすすめなねじ込み式棚ダボです♪
棚ダボのサイズが合わない・棚板が落ちるときは
うまく収まらない場合は、棚板と収納物を下ろし、ダボ・穴・受け面を順に確認します。
無理に押し込んだり、荷物を載せたまま調整したりせず、原因を切り分けてから交換しましょう。
| 困っている状態 | 確認する場所 | 対応の方向 |
|---|---|---|
| ダボが穴へ入らない | 軸径・取付方式・家具側の受け | 正しい型と寸法へ戻す |
| 奥まで収まらない | 差込長さ・穴深さ・異物 | 深さと部品の対応を確認 |
| 棚板がガタつく | ダボの高さ・位置・下面の加工 | 同じ高さと形にそろえる |
| ダボが抜ける | 穴の傷み・部品の変形 | 使用を止め、補修・部品交換を相談 |
| 棚板が前へずれる | 指定の溝・固定機構・載せ方 | 指定された支え方へ合わせる |
穴が広がっている場合に、太いダボへ替えるだけで対処すると、元の家具の設計から外れることがあります。
家具メーカーへ部品と穴の状態を伝え、補修できるか、側板の交換などが必要かを確認してください。
木ねじや接着用木ダボを、棚受け部品の代わりに使うことも避けましょう。
一般的な木部の穴補修については木部のネジ穴補修で整理していますが、棚ダボ穴の耐荷重を回復できる手順として、そのまま流用しないでください。
新作のシェルフに穴をあける場合は、左右で高さと奥行位置をそろえ、側板を貫通しない深さへ加工する準備も必要です。
木材へ垂直に穴をあける方法やドリルストッパーの選び方を合わせて確認すると、穴の位置・向き・深さを整理できますよ♪
棚ダボの選び方:まとめ
この記事は「棚ダボの選び方|サイズの測り方・種類の違いと購入先を解説」について書きました。
棚ダボは、差し込み式かねじ込み式かを見分け、差込径・長さ・受け面・棚板の条件を合わせて選ぶのが大切なポイント。
交換なら、まず家具の品番と残っている部品を確認し、同じ交換部品が手に入るかを調べましょう♪
差し込み式では SS-323BR のように軸と受け面を確認し、ねじ込み式では SS-318M のように対応するメス部品まで照合すると、選ぶ条件を整理できます。
どちらも自分の家具に合うかを先に確かめ、必要個数と販売単位をそろえて購入してください。
今回の測り方と選び方を参考に、ぜひあなたのシェルフに合う棚ダボを見つけてください♪
棚板をしっかり支えて、使いやすい収納づくりを♪