金属や木材にきれいな穴をあけるなら、電動ドリル本体と同じくらい大切なのがドリルビットです。
同じドリルでも、先端のビットが素材に合っていれば、穴の位置が決まりやすく、バリや割れも抑えやすくなりますよね♪
でも、いざ探してみると、「金属用に強いメーカーはどこ?」とか、「プロ用として長く使いやすいビットはどう選べばいい?」と、選び方に迷ってしまう方も多いはず。
ドリルビットは有名メーカーだけで選ぶより、金属用・木工用・樹脂用の違いから整理した方が失敗しにくいです。
素材に合わないビットを選ぶと、鉄板で刃先が滑ったり、ステンレスで熱を持ったり、木材でバリや割れが出たりすることも。
そこでこの記事では、ドリルビットのおすすめメーカーを、金属用・ステンレス対応・木工用・穴の拡大用途まで分けて解説し、人気メーカーの中からプロ用としても比較しやすいモデルを6つ厳選して紹介します!
筆者自身も、NACHIやスターエムのショートビット、金属用ビット、ベッセルのドライバービットなどを使い分けてきた経験から、ドリルビットとドライバービットの違いや、素材に合わせた選び方のポイントもお伝えします♪
この記事を読めば、素材や手持ち工具に合うドリルビットを選びやすくなりますよ。
というわけでこの記事は、「プロ用ドリルビットのおすすめメーカーと最強モデル6選!金属・木工で使いやすい選び方」について書きました。
この記事がおすすめな人
- ドリルビットのおすすめメーカーを比較したい方
- プロ用として使いやすい候補を用途別に知りたい方
- 金属用・ステンレス用・木工用の違いで迷っている方
- インパクトドライバー用の六角軸ビットを探している方
- ドリルビットとドライバービットの違いも整理しておきたい方
プロ用ドリルビットのおすすめメーカーと代表モデルをまずは一覧で
今回紹介する6商品を、メーカーの得意分野と用途で先に比較しました。
スマホでは横にスクロールしながら、気になる商品のAmazon・楽天・Yahoo!ボタンをタップして確認できますよ♪
| 外観 | 商品名 | 向いている用途 | 選ぶポイント | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| NACHI 六角軸ドリルショート | 鉄・ステンレス・木材の細い穴 | 筆者使用の短めビットシリーズ | |
| スターエム 7S ショート | 木工穴あけの単品追加 | 筆者使用のショートタイプ | |
| | SK11 S3SD-8HEX | 木工DIYの基本セット | 六角軸でサイズをまとめて揃える | |
| | ベッセル AMD7S | 六角軸の鉄工用セット | インパクトドライバーで使いやすい | |
| | 三共 trad TCD-606 | 穴の拡大・バリ取り | ドリルソー形状で作業幅を広げる | |
| | 三菱マテリアル KSDSET25 金属用の本格候補 | ステンレス・金属加工 | コバルトハイス25本組の本格候補 |
ドリルビットは、メーカーだけで決めるより「何に穴をあけるか」から選ぶ方が失敗しにくいです。
金属加工、木工、樹脂、穴の拡大など、作業ごとに得意なメーカーは変わります。まずは用途を決めてから、候補を絞っていきましょう!
プロ用ドリルビットメーカーの選び方
ここからは、ドリルビットのメーカーやモデルを選ぶ前に押さえておきたいポイントを解説します。
メーカー名より先に素材を決める
ドリルビット選びで最初に決めたいのは、メーカー名ではなく穴をあける素材です。
鉄板、ステンレス、木材、竹、アクリルでは、向いている刃先や使い方が変わります。
図解のように、金属、木材、樹脂では向いている刃先やコーティングが変わるため、まず素材を決めてからメーカーやセット内容を見ていきましょう。
ステンレス向けならコバルトハイス系、木材や竹の仕上がり重視なら木工専用設計、穴の拡大やバリ取りまでしたいならドリルソー形状といった選び分けが必要です。
メーカーは、その素材に強いモデルを選ぶための目印として見ると分かりやすいですよ♪
プロ用は材質・対応素材・サイズ展開で見る
プロ用としてドリルビットを見るなら、単に高価なセットを選ぶだけでは不十分です。
材質、対応素材、軸形状、サイズ展開、買い足しやすさまで確認すると、作業に合うか判断しやすくなります。
金属加工の作業量が多い人なら、三菱マテリアルのKSDSET25のようにサイズが揃った本格セットが候補。
一方で、下穴中心のDIYなら、SK11 S3SD-8HEXのような基本セットの方が無駄なく使えることもあります。
プロ用クラスのモデルは、作業量と素材が合ってこそ力を発揮します。
つまり、万能な1本を探すのではなく、ステンレス向け、木工仕上げ向け、穴の拡大向けに分けて考えるのが現実的です。
六角軸と丸軸を手持ち工具に合わせる
インパクトドライバーで使いやすいのは、6.35mmの六角軸タイプです。
ワンタッチで着脱しやすく、木工DIYや現場のちょっとした穴あけで扱いやすいのが魅力ですね。
一方で、ドリルドライバーやボール盤で落ち着いて穴をあけるなら、丸軸の鉄工用ドリルビットも候補になります。
六角軸と丸軸は、どちらが上位というより手持ち工具との相性で選ぶものです。
丸軸の鉄工用セットは、インパクトドライバーへワンタッチ装着する商品ではありません。
手持ち工具のチャック方式を確認してから選ぶと、買ったあとに装着できない失敗を避けられます。
ドリルビットとドライバービットを混同しない
先端工具を選ぶときに意外と混同しやすいのが、ドリルビットとドライバービットの違いです。
ドリルビットは穴あけ用、ドライバービットはネジ締め用。
どちらもインパクトドライバーに差せるものがありますが、役割はまったく違います。
購入履歴や手持ち工具を見直すときも、先端の形だけでなく「穴をあける道具か、ネジを回す道具か」で分けると判断しやすくなります。
筆者もベッセルの剛彩ドライバービットを購入して使っていますが、これはネジ締め用の先端工具です。
ベッセル AMD7S のような鉄工用ドリルセットとは用途が違うため、商品名に「ビット」とあっても、穴あけ用かネジ締め用かを確認しましょう。
金属は低速・切削油・固定までセットで考える
金属用ドリルビットを選ぶときは、ビットだけでなく作業方法も大切です。
鉄板や単管パイプは刃先が滑りやすく、ステンレスは熱を持ちやすい素材。
材料をクランプで固定し、ポンチで位置を決め、低速で切削油を使いながら進めると、刃先への負担を減らしやすくなります。
どれだけよいドリルビットを選んでも、押し付けすぎや高速回転では刃を傷めやすいので注意しましょう!
プロ用ドリルビットのおすすめメーカーと最強モデル6選
それでは、プロ用としても比較しやすいドリルビットのおすすめメーカーと代表モデルを紹介していきます。
NACHI 六角軸ドリルショート
1つ目は、切削工具メーカーとして知られるNACHIの「 六角軸ドリルショート 」です。
鉄板や木材の細い穴を、短めのビットで扱いやすくあけたい人に向いたドリルビットです。
写真のパッケージからも分かるように、ハイス鋼製の短いビットで、鉄・ステンレス・木材などの穴あけに使いやすいタイプです。
筆者はこのNACHIのショートビットを、鉄や木材の細い穴あけで使っています。
使っていて便利だと感じるのは、短いぶん刃先と手元の距離が近く、穴をあけたい位置を見ながら当てやすいところです。
実際に木材へ当てると、短いビットは先端の位置を見ながら進めやすく、細い穴でも狙いを外しにくいと感じます。
とくに細い径のビットは、長いものだと少ししなりやブレが気になる場面があります。写真の3.0mmのような短めサイズを持っておくと、下穴や小さな部品まわりの穴あけで使いやすいですよ♪
NACHIの「 六角軸ドリルショート 」は、鉄板や木材の細い穴をあけたい人におすすめなドリルビットです♪
スターエム 7S インパクトビット ショート
2つ目は、木工ドリルメーカーとして知られるスターエムの「 7S インパクトビット ショート 」です。
よく使う木工穴あけのサイズを、短めのビットで狙いやすくしたい人に向いた木工用ドリルビットです♪
スターエム 7Sシリーズは、筆者が普段の木工作業で使っているショートタイプのインパクトビットです。
筆者はこのスターエム 7Sシリーズを、木材に少し太めの穴をあけたいときに使っています。
写真のようにパッケージごと保管しておくと、サイズを確認しながら取り出しやすく、同じ径を繰り返し使う作業でも迷いにくいです。
木工では、穴の位置が少しずれるだけで金具や配線の収まりが変わることがあります。短いビットは先端の位置を見やすいので、筆者の感覚では「狙ったところに当てる」作業がしやすいですね。
太めの木工穴あけでは、切りくずが出るスペースを意識しながら進めると、ビットにも材料にも負担をかけにくいです。
先端にネジのような切り込みがついているため、筆者の感覚では中心を合わせやすいのも使いやすいポイントです。
よく使う径だけ単品で足しておくと、セット品だけで無理に済ませるより作業が安定します。
スターエムの「 7S インパクトビット ショート 」は、実使用写真を見ながら選びたい人におすすめな木工用ドリルビットです♪
SK11 六角軸3倍スピードドリルセット S3SD-8HEX
3つ目は、DIYから現場補助まで幅広く使いやすい先端工具を扱うSK11の「 六角軸3倍スピードドリルセット S3SD-8HEX 」です。
木工DIYで、細径から中径までのドリルビットをまとめて揃えたい人に使いやすいセットです。
2.0~6.0mmのサイズ帯を8本組で揃えられるため、下穴や一般的な穴あけで使い分けしやすい構成ですね。

SK11はプロ用の最上位ブランドとしてだけでなく、DIYで手に取りやすい先端工具メーカーとして見ても選びやすい存在。
六角軸なので、インパクトドライバーで使いたい人にも候補になります。
ただし、木工用のセットなので、鉄工やステンレス作業向けに選ぶ商品ではありません。
用途を木工に絞って、まず基本サイズを揃えたい人に向いています。
SK11の「 六角軸3倍スピードドリルセット S3SD-8HEX 」は、木工DIYで使いやすいドリルビットをまとめて揃えたい人におすすめです♪
ベッセル クッションドリルセット 鉄工用 AMD7S
4つ目は、ドライバーやビット類でなじみ深いベッセルの「 クッションドリルセット 鉄工用 AMD7S 」です。
インパクトドライバーで使いやすい六角軸の鉄工用セットを探している人に向いた候補です。
ベッセルはドライバービットのイメージが強いメーカーですが、鉄工用のドリルビットセットも選択肢になります。

筆者はベッセルの剛彩ドライバービットを購入して使っていますが、そちらはネジ締め用です。
AMD7Sは穴あけ用の鉄工用ドリルセットなので、同じベッセルの先端工具でも役割を分けて考えましょう。
クッション構造があるからといって、金属へ強く押し付けてよいわけではありません。
鉄工穴あけでは、低速回転、材料固定、必要に応じた切削油を合わせることで、ビットにかかる負担を減らしやすくなります。
ベッセルの「 クッションドリルセット 鉄工用 AMD7S 」は、六角軸の鉄工用ドリルビットセットをインパクトドライバーで使いたい人におすすめです♪
三共コーポレーション trad 6pcs.木工用ドリルソーセット TCD-606
5つ目は、先端工具を幅広く扱う三共コーポレーションの「 trad 6pcs.木工用ドリルソーセット TCD-606 」です。
通常のドリルビットだけでは対応しにくい、穴あけ後の調整までしたい人に向いたセットです。
TCD-606は、通常のドリルビットとは違うドリルソー形状のセットです。

木材、硬質建材、アルミ板、薄鉄板などの穴あけに加え、穴あけ後のバリ取りや穴の拡大用途で使いやすいのが特徴。
ただし、精密な下穴を量産する用途や、厚い金属を本格的に加工する用途とは役割が違います。
あくまで「もう少し穴を広げたい」「切り口を整えたい」という補助作業向けとして考えると選びやすいですよ。
三共コーポレーションの「 trad 6pcs.木工用ドリルソーセット TCD-606 」は、穴あけ後の拡大やバリ取りまでこなしたい人におすすめなドリルビットセットです♪
三菱マテリアル KSDSET25 ステンレス用 コバルトハイスドリルセット
6つ目は、金属加工向けの切削工具で知られる三菱マテリアルの「 KSDSET25 ステンレス用 コバルトハイスドリルセット 」です。
ステンレスや金属加工を継続して行うなら、比較に入れたい本格寄りのドリルビットセットです♪
三菱マテリアルは金属向けの切削工具メーカーとして知られており、KSDSET25はステンレス用のコバルトハイスドリルをまとめて揃えたい人に向いています。

25本組なので、よく使う小径だけでなく、段階的に穴を広げたい作業でもサイズを選びやすい構成。
DIY入門の最初の1セットとしては本格的ですが、金属加工の作業量が多い方には比較する価値があります。
ただし、ステンレス対応のビットでも、低速回転、切削油、下穴、材料固定を省くと刃先に負担がかかります。
三菱マテリアルの「 KSDSET25 ステンレス用 コバルトハイスドリルセット 」は、ステンレスや金属加工向けにプロ用クラスのドリルビットを揃えたい人におすすめです♪
ドリルビットのおすすめメーカーでよくある質問
最後に、プロ用ドリルビットのメーカー選びや用途別の違いで迷いやすいポイントを整理しておきます。
ドリルビットのおすすめメーカーはどこ?
金属・ステンレス向けなら三菱マテリアルやベッセル、細い穴あけや単品ビットならNACHIやスターエム、木工の基本セットならSK11、穴の拡大やバリ取りまで考えるなら三共tradが候補です。
ドリルビットのメーカーを比較するときは、メーカー名だけで決めず、素材と軸形状、サイズ展開を先に確認しましょう。
プロ用で最強のドリルビットはどれ?
1本だけを最強と決めるより、用途別に考えるのがおすすめです♪
プロ用として使いやすいドリルビットを選ぶときほど、作業素材に合わない高級セットを選ばないことが大切。
プロ用ドリルビットは作業量と素材に合ってこそ使いやすく、木工用と金属用では選ぶべき刃先も変わります。
金属加工の作業量が多いなら三菱マテリアル KSDSET25、鉄板や木材の細い穴ならNACHI 六角軸ドリルショート、木工穴あけの単品追加ならスターエム 7Sシリーズが比較しやすい候補です。
インパクトドライバーで使うなら六角軸がいい?
インパクトドライバーで着脱しやすいのは、6.35mmの六角軸タイプです。
ただし、精度を重視する金属穴あけでは、ドリルドライバーやボール盤で丸軸ビットをしっかり固定する方が向く場面もあります。
ドライバービットとドリルビットは同じ?
同じではありません。
ドライバービットはネジ締め用、ドリルビットは穴あけ用です。
ベッセルの剛彩ビットのようなドライバービットはネジ締めに便利ですが、鉄板や木材に穴をあける用途では、対応素材に合ったドリルビットを選びましょう。
プロ用ドリルビットのおすすめメーカーと最強モデル:まとめ
この記事は「プロ用ドリルビットのおすすめメーカーと最強モデル6選!金属・木工で使いやすい選び方」について書きました。
プロ用として使いやすいドリルビットを選ぶなら、1つのランキングだけで決めず、素材別に候補を分けるのがおすすめです。
ドリルビットを選ぶときは、メーカー名だけでなく、素材、軸形状、サイズ展開、作業方法まで合わせて見るのが大切です。
金属用、木工用、樹脂対応、穴の拡大用のように用途を分けて見直すと、必要なモデルを選びやすくなります。
より金属穴あけに絞って選びたい方は、鉄工用ドリルビットおすすめ8選もあわせて確認すると、ステンレス対応や単管パイプ向けの選び方を深掘りできます。
木材の下穴や皿取、ダボ穴を中心に考えるなら、木工用ドリルビットおすすめ8選も参考になりますよ♪
迷ったときは、まず素材を決めてからメーカーを選び、必要なサイズだけ無理なく揃えていきましょう。
作業に合うドリルビットがそろえば、穴あけの失敗が減って、DIYも現場作業もぐっと進めやすくなりますよ♪