合板や角材をまっすぐ切るなら、1台あると助かるのがコード式丸ノコ。

バッテリー残量を気にせず木材を切れるため、作業場でじっくりDIYを進めたいときに頼れる工具ですよね♪

でも、マキタのコード式丸ノコを探してみると、「165mmの M565 と190mmの M585 は何が違う?」とか、「DIYならどっちを選べばいい?」と迷う方も多いはず。

疑問の表情をしたドリボー ドリボー
M565とM585、刃の大きさ以外にも違いはあるの?

切込み深さだけで大きなモデルを選ぶと、普段切る材料に対して本体を持て余したり、替刃を探すときにサイズを間違えたりすることも。

ドリボー ドリボー
普段切る木材の厚みから刃径を決めると選びやすいよ!

そこでこの記事では、マキタM565とM585の違いを、刃径・切込み深さ・本体サイズ・重さ・替刃に分けて比較します!

筆者は木工を仕事にしており、M565とM585の両方を木材カットで使った経験があります。

機種固有の仕様と木工作業での判断を分けながら、DIYではどちらを選ぶとよいかお伝えします♪

この記事を読めば、M565とM585の違いが分かり、普段切る材料と作業場所に合う1台を選べますよ。

というわけでこの記事は、「マキタM565とM585の違いを実機比較!DIYなら165mm・190mmのどっち?」について書きました。

この記事がおすすめな人

  • マキタM565とM585の違いを知りたい方
  • 165mmと190mmの丸ノコで迷っている方
  • DIYで切る木材に必要な切込み深さを確認したい方
  • 両機種の実機写真を見ながら比較したい方
  • コード式丸ノコを購入する前に短所も知っておきたい方

それでは、M565とM585の違いを一覧で紹介していきます。

まずは、M565とM585の主な違いを一覧で比べてみましょう。

比較項目マキタ M565マキタ M585
標準刃物外径165mm190mm
使用できるノコ刃外径155〜165mm180〜190mm
最大切込み深さ・0度57mm68mm
最大切込み深さ・45度38mm46mm
本体寸法長さ282×幅221×高さ227mm長さ294×幅221×高さ240mm
質量3.0kg3.1kg
回転数5,500min-15,500min-1
消費電力1,050W1,050W
向いている選び方標準的な165mmで取り回しを優先厚い木材への切込み余裕を優先
マキタM565とM585を刃径、切込み深さ、本体サイズで比較した図解

M565とM585で大きく違うのは、刃の外径と最大切込み深さです。

一方、回転数と消費電力は同じなので、M585を単純に「M565より高出力なモデル」と考えないようにしましょう。

ドリボー ドリボー
一般的なDIYはM565、切込み深さの余裕を優先するならM585が考えやすいよ!

M565とM585の違い

ここからは、仕様の違いが木材カットでどのような判断材料になるのか、順番に見ていきます。

刃径はM565が165mm・M585が190mm

最初に確認したい違いが、取り付けるノコ刃の外径。

M565は165mm、M585は190mmのチップソーを使うコード式丸ノコです。

刃径が大きいM585は、刃が材料へ届く深さにも余裕があります。

ただし、普段切る材料が合板や棚板、2×4材などであれば、刃の大きさだけでM585へ決める必要はありません。

丸ノコは材料の下へ刃を出しすぎず、必要な切込み深さへ調整して使う工具だからです。

ドリボー ドリボー
刃径は大きさだけでなく、普段切る材料の厚みとセットで決めよう!

丸ノコ全体の刃径選びから確認したい方は、丸ノコの125mmと165mmの違いも参考にしてみてください。

最大切込み深さはM585が11mm深い

0度でまっすぐ切る場合、M565の最大切込み深さは57mm、M585は68mmです。

M585はM565より11mm深く切れるため、厚い角材や重ねた材料を一度で切りたい場面で余裕を持たせやすくなります。

45度の傾斜切断では、M565が38mm、M585が46mm。

直角切断では足りていても、斜めに切ると必要な深さへ届かない場合があるため、傾斜切断を使う方は45度の数値まで確認しましょう。

木材の厚みと傾斜切断からマキタM565・M585を選ぶ考え方を示した図解

図解のように、切込み深さは「最大値が大きい方を選ぶ」のではなく、普段の材料へ必要な余裕があるかで判断するのがポイントです。

本体はM585の方が長くて高い

M565の本体寸法は、長さ282mm・幅221mm・高さ227mmです。

M585は長さ294mm・幅221mm・高さ240mmで、幅は同じですが、M565より長さが12mm、高さが13mm大きくなります。

数字だけを見るとわずかな差に感じますが、刃径も190mmになるため、収納場所や作業台の広さまで含めて考えたいところ。

木工作業の経験から見ると、丸ノコは本体だけを持てるかではなく、材料を安定して置き、進行方向へ動かせる余白があるかが大切です。

ドリボー ドリボー
本体が置けても、切り終わりまで動かせる作業スペースが必要だよ!

公称質量の差は0.1kg

質量はM565が3.0kg、M585が3.1kgで、公称値の差は0.1kgです。

重量差だけを見れば大きくありませんが、握ったときの印象は刃まわりの大きさや本体寸法にも左右されます。

「100gしか違わないから同じ」と決めず、作業台へ置いた状態や切り始めの姿勢まで想像して選びましょう。

特に長い合板や角材は、丸ノコを持つ腕だけでなく、材料を支える台とクランプの準備が作業の安定につながります。

回転数と消費電力は同じ

M565とM585は、どちらも単相交流100Vで動くコード式です。

回転数は5,500min-1、消費電力は1,050Wで共通。

M585の刃が大きいからといって、回転数や消費電力までM565より大きいわけではありません。

選ぶときはパワーの上下ではなく、必要な切込み深さと刃径の違いに注目すると整理しやすいですよ♪

替刃は165mmと190mmで共用できない

M565は外径155〜165mm、M585は外径180〜190mmのノコ刃に対応します。

どちらも標準刃物の内径は20mmですが、外径の対応範囲が違うため、165mmと190mmの替刃を機種間で共用することはできません。

替刃を買うときは、本体型番、外径、内径、用途を一緒に確認しましょう。

すでに外径・内径・用途が合う165mmの替刃を持っている方なら、M565を選ぶことで買い足しを減らせる場合も。

M565用の候補は、165mmの丸ノコ替刃おすすめで詳しく紹介していますよ。

M565とM585を木材カットで使った実機比較

筆者はM565とM585の両方を、木材のカットで使っています。

実機写真を見ながら、木工作業で判断した使い分けを見ていきましょう。

M565は標準的な165mmで用途を考えやすい

M565は、165mmのチップソーを使うコード式丸ノコです。

合板、棚板、角材などを切るDIYでは、57mmの最大切込み深さで足りるかを最初に確認しましょう。

筆者が木材カットで使っているマキタM565の実機写真
筆者が木材カットで使っているマキタM565。165mmの刃まわりと本体サイズを確認できる実機です。

写真のM565は、刃まわりに木くずが残っており、実際の木材カットで使っている状態が分かります。

165mmは替刃の候補も探しやすく、DIYで普段使う材料へ必要な深さが足りるなら、M565から考えると選択肢を整理しやすいですよ。

M585は190mmの切込み余裕が判断材料

M585は、190mmのチップソーを使い、0度で68mmまで切り込めるコード式丸ノコです。

厚い木材や傾斜切断でM565の深さでは足りない方にとって、この切込み余裕がM585を選ぶ理由になります。

筆者が木材カットで使っているマキタM585の銘板と実機写真
筆者が木材カットで使っているマキタM585。銘板から190mmモデルであることを確認できます。

写真からも、M585が190mmの電気マルノコであることを確認できます。

刃と本体が大きくなるぶん、M565では届かない厚みが本当に必要か、作業台と収納場所に余裕があるかまで確認して選びましょう。

どちらもコード位置と材料固定が大切

M565とM585は、どちらもコンセントにつないで使うコード式です。

バッテリー残量を気にせず木材を切れる一方、切断線や材料の角へコードを近づけない準備が欠かせません。

材料は安定した作業台へ置き、クランプで固定してから切り始めます。

切り落とす側が途中で沈み込んで刃を挟まないよう、切断線の両側を安定して支えましょう。

丸ノコを使う前に必要なものは、作業台・クランプ・ガイド定規・保護具の選び方でまとめています。

ドリボー ドリボー
本体選びと一緒に、作業台・クランプ・コードの逃がし方も決めよう!

マキタM565が向いている人

マキタM565 は、標準的な165mmのコード式丸ノコを探している方に向きます。

165mm・筆者使用
PICK UP TOOL

マキタ 電気マルノコ M565

165mmチップソーを使うコード式丸ノコ。最大切込み深さは0度57mm・45度38mmで、標準的な刃径から選びたいDIY向け。

M565を選びやすいのは、次のような方です。

  • 合板・棚板・2×4材など、57mm以内の切込みで足りる木材を主に切る
  • 165mmの替刃を使いたい
  • M585ほどの切込み深さは必要ない
  • 標準的な刃径からコード式丸ノコを選びたい
  • 電源が取れる作業場で使う

M565の魅力は、DIYで候補にしやすい165mmの刃径と、M585より小さい本体寸法の組み合わせ。

ドリボー ドリボー
普段の材料が57mm以内なら、M565から検討すると選びやすいよ!
マキタ 電気マルノコ M565

最大切込み深さはM585に届きませんが、その深さを使わないDIYなら、165mmの替刃を選べる標準的な構成が強みになります。

マキタの「 電気マルノコ M565 」は、普段切る木材へ57mmの切込み深さで足りる方におすすめなコード式丸ノコです♪

一般的なDIY向け
マキタ 電気マルノコ M565
PICK UP TOOL

マキタ 電気マルノコ M565

M585より小さい本体寸法で、165mm替刃を使える筆者所有機。一般的な木工DIYから検討しやすい1台。

マキタM585が向いている人

マキタM585 は、190mmの刃径と切込み深さの余裕を優先したい方に向きます。

190mm・筆者使用
PICK UP TOOL

マキタ 電気マルノコ M585

190mmチップソーを使うコード式丸ノコ。最大切込み深さは0度68mm・45度46mmで、厚い木材への余裕を見たい方向け。

M585が候補になるのは、次のような方です。

  • M565の57mmでは足りない厚い木材を切る
  • 45度の傾斜切断でも38mmを超える深さが必要
  • 190mmの替刃を使う前提で選んでいる
  • 作業台と収納場所に余裕がある
  • 本体の小ささより切込み深さを優先する

M585を選ぶ理由は、シンプル。

M565より0度で11mm、45度で8mm深く切れる——この切込み余裕です。

ドリボー ドリボー
M565では届かない厚みを切るなら、M585の68mmが判断材料になるよ!
マキタ 電気マルノコ M585

本体寸法と刃径は大きくなりますが、厚い材料や傾斜切断で必要な深さを確保したい方には、その大きさが役割につながります。

マキタの「 電気マルノコ M585 」は、190mmの刃で切込み深さの余裕を持たせたい方におすすめなコード式丸ノコです♪

切込み深さ重視
マキタ 電気マルノコ M585
PICK UP TOOL

マキタ 電気マルノコ M585

0度68mm・45度46mmまで切り込める筆者所有機。厚い木材や傾斜切断でM565以上の深さが必要な方向け。

M565とM585でよくある質問

DIY初心者はM565とM585のどっちがいい?

普段切る木材がM565の最大切込み深さ57mm以内なら、標準的な165mmのM565から検討すると選びやすいです。

ただし、小さい機種なら丸ノコの危険が減るわけではありません。

材料固定、作業台、ガイド定規、保護具をそろえ、取扱説明書を確認してから使いましょう。

初心者向けの候補をメーカー横断で比べたい方は、初心者におすすめな丸ノコも参考にしてください。

2×4材はM565でも切れる?

一般的な2×4材の厚さは38mmなので、0度の直角切断なら、最大切込み深さ57mmのM565でも仕様上は一度で切れる範囲です。

ただし、傾斜角度、材料の反り、刃の出し方、切断方法によって条件が変わります。

材料の実寸と切断角度を確認し、刃が材料の下から見える状態へ切込み深さを調整しましょう。

M565とM585の刃は共用できる?

共用できません。

M565は外径155〜165mm、M585は外径180〜190mmのノコ刃に対応しており、使用できる外径の範囲が違います。

内径だけを見ず、本体型番と外径まで確認して替刃を選んでください。

M585の方がパワーは強い?

M565とM585の回転数はどちらも5,500min-1、消費電力は1,050Wです。

M585の違いは、190mmの刃径と0度68mmの最大切込み深さ。

「パワーが強い方」ではなく、「より深く切れる方」と整理すると違いをつかみやすくなります。

コード式と充電式ではどちらがいい?

作業場でコンセントを確保でき、バッテリー管理を減らしたいならコード式が候補になります。

屋外や電源から離れた場所で使うなら、コードレス丸ノコの方が動きやすい場面も。

コード式とコードレス丸ノコの違いを確認し、作業場所から電源方式を決めましょう。

マキタM565とM585の違い:まとめ

この記事は「マキタM565とM585の違いを実機比較!DIYなら165mm・190mmのどっち?」について書きました。

M565とM585の主な違いは、刃径、最大切込み深さ、本体寸法の3点です。

M565は165mmの刃で0度57mmまで切り込める標準的な選択肢。

M585は190mmの刃で0度68mmまで届き、厚い木材や傾斜切断で深さの余裕を持たせたい方に向きます。

迷ったときは、普段切る木材へ57mmで足りるなら M565 、M565では届かない厚みがあるなら M585 を候補にしましょう♪

ドリボー ドリボー
刃の大きさではなく、必要な切込み深さから選べば迷いにくいよ!

どちらを選ぶ場合も、作業台、クランプ、ガイド定規、コードの逃がし方まで準備することが大切です。

普段切る木材の厚みを測り、作業環境に合うマキタのコード式丸ノコを選んでください♪

参考にしたメーカー公式情報