木工DIYでネジを締めるとき、手元のインパクトドライバーにもう少し力が欲しくなることがありますよね。

そんな場面で筆者が使っている1台が、マキタの10.8Vスライド式インパクトドライバー「 TD110D 」です。

小屋やカーポートのDIYなど、組み立てにパワーが必要な場面でも出番があります♪

でも、いざ探してみると、「10.8Vで木工DIYに使える?」とか、「TD090Dや18Vの機種を持っていても買い足す意味はある?」と、迷ってしまう方も多いはず。

疑問の表情をしたドリボー ドリボー
TD110Dって、実際にはどんな作業で使っているの?

同じマキタの10.8Vでもバッテリーの方式が違うため、本体だけ買っても手元の電池が使えないことがあります。

ドリボー ドリボー
使った感想と、買う前に確認したい電池・セットの違いを見ていこう!

そこでこの記事では、筆者が使っているTD110Dを実機写真とともに紹介し、木工DIYでの出番、購入前に知っておきたい注意点、本体のみとセット品の選び方を解説します!

この記事を読めば、自分の作業と手持ちのバッテリーに合わせて、TD110Dを選ぶかどうか判断できますよ♪

というわけでこの記事は、「マキタTD110Dを実機レビュー!木工DIYで使った感想と購入前の注意点」について書きました。

この記事がおすすめな人

  • マキタTD110Dを木工DIYに使っている人の感想を知りたい方
  • TD090Dからの買い足しや、18Vインパクトとの選択で迷っている方
  • 10.8Vバッテリーの適合を確認してから購入したい方
  • TD110DZとTD110DSHXのセット内容を比べたい方

それでは、筆者が木工DIYで使っているマキタTD110Dを紹介していきます。

今回レビューするのはマキタの「充電式インパクトドライバ TD110D」で、一式そろえる場合は電池2本付きの「 TD110DSHX 」が候補です。

一式そろえたい方に
PICK UP TOOL

マキタ TD110DSHX(TD110D・電池2本セット)

10.8Vスライド式TD110Dに、BL1015・1.5Ah電池2本、充電器DC10SA、プラスチックケースが付くセット。

TD110Dは、10.8Vスライド式バッテリーを使う、小型の充電式インパクトドライバーです。

筆者の手元にあるのは、下の写真の青いTD110D。

使用感は本体のTD110Dについてのもので、購入先として紹介するTD110DSHXは電池2本付きの販売セットです。

作業台の前で筆者が持つ青いマキタTD110Dの側面と型番ラベル
筆者所有のTD110D。側面のラベルでも本体型番を確認できます。

TD090DZで力不足を感じる組み立てで使っている

筆者の場合、TD110Dの出番が多いのは、手持ちのTD090DZでパワーが足りないと感じる作業です。

例えば、小屋やカーポートのDIY、各部の組み立てで力が必要になったときに使っています。

普段の木工から少し大きな制作物へ進むと、インパクトに求めるものも変わってきますよね。

筆者にとってTD110Dは、そうした場面で手に取る候補の1台になっています♪

ただし、今回のレビューでは、同じネジと材料を使った締付時間や連続作業量の比較測定は行っていません。

「TD090DZで力不足を感じたときに使う」という、筆者自身の選び方として参考にしてください。

ドリボー ドリボー
何を作るときに出番があるかは、購入後の使い道を考えるヒントになるね!

木材の種類やネジの太さ・長さによって、締め付けるときの負荷は変わります。

これから買う方は、作りたいものに使うネジを決め、後ほど紹介するTD110Dの対応範囲と照らしておくと安心です。

TD157Dとも併用し、選ぶのはその日の気分

筆者は18VのTD157Dも使っており、TD090DZで力不足を感じる場面では、TD110DとTD157Dのどちらも使います。

「この作業なら必ずTD110D」「この材料ならTD157D」という決まりは特になく、選ぶのはその日の気分です。

筆者の作業では、両方に出番があるんですよね。

購入時に迷う方は、まず手持ちのバッテリーから候補を絞ると考えやすいですよ♪

TD110Dは10.8Vスライド式、TD157Dは18Vスライド式なので、電池はそれぞれの対応品を用意します。

すでに18Vのバッテリーと充電器をそろえているなら、TD157Dの実機レビューも読んで、買い足しに必要な費用まで比べてみてください。

TD090Dの使用感を先に知りたい方には、TD090Dの実機レビューで軽量な差込式モデルの出番を紹介しています。

長い作業では、電池の準備と本体を休ませる時間を考える

バッテリー容量を気にせず長めに作業を進めたいときも、筆者はTD110DやTD157Dを使っています。

ここで大切なのは、本体の選択と一緒に、対応する電池や充電の準備も考えること。

TD110Dの説明書には、別販売品としてBL1015(1.5Ah)とBL1040B(4.0Ah)が掲載されています。

これから一式そろえるなら、予備電池も含まれる「 TD110DSHXの電池2本セット 」を、本体のみで購入する場合の合計額と比べてみましょう。

長い作業に備えて対応電池を用意し、予備電池で続ける際は本体を15分以上休止するという2つの確認点

予備電池を用意するときは、本体を休ませる時間も作業予定に入れておくのがポイントです。

TD110Dの説明書33ページでは、予備バッテリーで連続作業をする場合、本体を15分以上休止させるよう指定されています。

組み立て位置の確認や次の材料の準備を挟みながら、工具も休ませて進めましょう。

1回の充電で何本締められるかは、電池容量に加え、ネジや材料の条件によって変わります。

電池持ちを重視する方は、1本の容量だけでなく、予備の本数と充電できる場所も確認しておきましょう。

TD110Dの仕様とデメリット・購入前の注意点

使う場面をイメージできたら、次は自分の作業で必要な能力と操作方法を確認しましょう。

TD110Dのデメリットとして押さえておきたいのは、打撃モードを選べない点と、手持ちの電池によっては別系統をそろえる費用がかかる点です。

TD110Dの主な仕様は、次のとおりです。

確認項目TD110Dの仕様・条件
電源10.8Vスライド式バッテリー
最大締付トルク110N・m(M12・強度区分10.9の高力ボルトを3秒締め付けた条件)
回転数0〜2,600回転/分
打撃数0〜3,500回/分
全長153mm
コーススレッドの締付能力長さ22〜90mm
対応電池の例BL1015(1.5Ah)、BL1040B(4.0Ah)

出典:TD110Dの取扱説明書3・17ページ、マキタの10.8Vスライド式シリーズ発売資料。

パワーの数字だけで、木ネジの締めやすさを決めない

TD110Dの最大締付トルクは110N・mですが、これは上の表に記したボルト締付条件での数値です。

木工DIYに選ぶときは、その数字と合わせて、実際に使うネジの寸法を見ておきましょう。

メーカーが示すコーススレッドの締付能力は、長さ22〜90mmです。

この範囲でも、硬い材料や太いネジでは負荷が大きくなるので、材料・ネジに合う下穴を用意し、端材で入り具合を確かめてから本番へ進めるのがおすすめ。

下穴づくりには、木工用ドリルビットの選び方も参考になりますよ♪

小屋やカーポートに使った経験も、建物全体の施工や金物の締結をTD110Dだけで行えるという意味ではありません。

金物やボルトに締付方法・トルクの指定がある場合は、指定された工具と手順で施工してください。

TD110Dはネジ締めの道具として選び、接合部の強さは使用する材料や金物の施工条件で確認することが大切です。

操作は引金で調整する。小さなネジは締めすぎに注意

TD110Dは、引金を引く量で回転数を調整する無段変速式です。

打撃力を強・弱のボタンで選ぶ機能や、ドライバドリルのような段数付きクラッチはありません。

モード選択をせずに操作できる一方で、締め始めや仕上げの加減は、自分の指で調整する必要があります。

筆者がTD110Dのグリップを握り、本体を後方から見た実機写真
TD110Dを握ったところ。本体と手の位置関係が分かる写真です。

ネジ頭に合うビットを奥まで当てて、まずはゆっくり締め始めましょう。

小さなネジや薄い板では、勢いよく締めすぎるとネジ頭を傷めたり、材料へ深く沈めたりすることがあります。

細かな家具金物など、締め付けの強さを調整したい作業が中心なら、クラッチ付きドライバドリルも候補になります。

工具の役割から選びたい方は、インパクトドライバーとドリルドライバーの違いもあわせて確認してみてください。

ドリボー ドリボー
力が必要なネジ締めと、繊細な締め付けを分けて考えると選びやすいよ♪

ビット交換や調整の際はバッテリーを外し、作業時は材料を固定して保護メガネを着用します。

屋外のDIYでも、雨にぬれる場所や湿った場所での使用は避けてください。

TD110DZとTD110DSHXは、手持ちの電池に合わせて選ぶ

TD110Dを購入するときは、本体の仕様に加えて、型番末尾と付属品を確認するのが大切です。

本体のみの価格と、バッテリー・充電器付きの価格をそのまま比べると、必要な予算を見誤ってしまいます。

同じ10.8Vでも、TD090Dの差込式電池は共用できない

TD110Dは10.8Vスライド式で、TD090Dが使う差込式10.8Vとは別系統です。

TD090DZを持っている方がTD110DZを買い足す場合も、TD110Dに対応するバッテリーと充電器が必要になります。

筆者のように複数機種を持つ場合も、「マキタ製で同じ電圧だから使える」と判断せず、電池に書かれた型番を確認しましょう。

TD090DとTD110Dの違いをまとめた実機比較では、差込式とスライド式の違いに加え、仕様と使用場面を並べて紹介しています。

TD110Dで確認できる対応品は、説明書17ページにあるBL1015とBL1040Bです。

18Vスライド式のTD157Dとも電池は共用できません。

同じ10.8Vスライド式の工具を持っている場合は、その電池型番と、TD110Dの対応電池を照合してください。

充電器も電池に適合するものを選び、すでに持っている一式が使えると確認できた方は「 TD110DZの本体のみ 」が買い足し候補になります。

初めてそろえるなら、電池・充電器・ケースを含めて比較する

公式の標準付属品表では、本体のみのTD110DZ、電池2本のTD110DSHX、電池1本のTD110DSHSで構成が分かれています。

型番バッテリー充電器ケース
TD110DZ別売別売別売
TD110DSHXBL1015・1.5Ah×2本DC10SAプラスチックケース
TD110DSHSBL1015・1.5Ah×1本DC10SAソフトケース

スマホでは表を横にスクロールして、セット内容を確認してください。

出典:TD110Dの取扱説明書13ページ「標準付属品」。

初めてこの電池系統をそろえる方には、予備電池と収納ケースも用意できるTD110DSHXが候補になります。

対応電池と充電器を持っているならTD110DZ、電池2本と充電器を一式そろえるならTD110DSHXという購入前の選び方。背景のケースはイメージ

本体のみで買い足すか、一式そろえるかを先に決めると、比較する価格の条件をそろえられます。

セットを探すときは「 TD110DSHX 」、本体だけなら「 TD110DZ 」と末尾まで指定して確認しましょう。

マキタ TD110DSHX(電池2本・充電器・ケース付き)

販売店独自の組み合わせでは付属品が変わることもあるため、商品名だけでなく、バッテリーの型番・本数と充電器の型番まで見ておくと安心です。

色違いを選ぶ場合も、青い本体の写真だけを見て決めず、注文する色とセット内容をそろえて確認してくださいね♪

マキタの「 TD110DSHX 」は、TD110Dをバッテリー・充電器とまとめてそろえ、木工DIYのネジ締めに使いたい方におすすめのセットです♪

一式そろえたい方に
PICK UP TOOL

マキタ TD110DSHX(TD110D・電池2本セット)

10.8Vスライド式TD110Dに、BL1015・1.5Ah電池2本、充電器DC10SA、プラスチックケースが付くセット。

マキタTD110Dの実機レビュー:まとめ

この記事は「マキタTD110Dを実機レビュー!木工DIYで使った感想と購入前の注意点」について書きました。

筆者にとってTD110Dは、TD090DZで力不足を感じる組み立てや、小屋・カーポートのDIYで使う1台です。

TD157Dとも併用していますが、細かな作業分担は決めず、その日の気分で選んでいます。

購入する方は、次の3点から考えてみてください。

  • 作業に使うネジの寸法と、TD110Dの締付能力が合っているか
  • 手持ちの電池が、10.8Vスライド式の対応型番か
  • 本体のみで足りるか、電池・充電器を一式そろえるか

対応する電池と充電器を持っているなら本体のみ、初めてそろえて予備電池も用意したいなら電池2本セットが候補です。

ドリボー ドリボー
作りたいものと、今持っている電池を確認してから選ぼう♪

今回ご紹介した使用場面と購入前の確認点を参考に、ぜひ自分の作業に合う1台を選んでください♪

お気に入りの工具と一緒に、楽しいDIYライフを♪

参考にしたメーカー公式資料