木材の切り欠きや金属部品の細かな切断、古いコーキングの除去をするなら、作業に合う替刃を付けておきたいのがマルチツール。
本体を替えなくても、先端工具を差し替えるだけで切断から剥がし作業まで対応しやすくなる頼れる工具ですよね♪
でも、いざ探してみると、「TMA・MAP・MAMは何が違う?」とか、「木材用と金属用はどう選べばいい?」と、替刃の種類の多さに迷ってしまう方も多いはず。
本体と合わない規格を選ぶと取り付けられず、素材に合わない刃では思うように作業が進まないことも。
そこでこの記事では、マキタのマルチツール替刃の選び方を、STARLOCK・STARLOCK PLUS・STARLOCK MAXの違いや素材別の使い分けまで含めて解説し、用途の異なるおすすめ先端工具を6種類厳選して紹介します!
筆者自身も、マキタTM52Dを木工の切り欠きや細部調整で使ってきた経験から、替刃を選ぶ前に確認したいポイントもお伝えします♪
この記事を読めば、手持ちの本体と作業内容に合うマキタのマルチツール替刃が見つかりますよ。
というわけでこの記事は、「マキタのマルチツール替刃おすすめ6選!種類・適合規格と用途別の選び方」について書きました。
この記事がおすすめな人
- マキタのマルチツールに合う替刃を探している方
- TMA・MAP・MAMの違いを確認したい方
- 木材・金属・石こうボードに合う刃を選びたい方
- コーキングやタイル目地の除去にも使いたい方
- TM52D・TM53Dなど本体ごとの対応規格で迷っている方
マキタのマルチツール替刃おすすめをまずは一覧で
紹介する6種類を、向いている素材と選ぶポイントで先に比較できるようにまとめました。
スマホでは横にスクロールしながら、気になる商品のAmazon・楽天・Yahoo!ボタンをタップして確認できます。
| 外観 | 商品名 | 向いている用途 | 選ぶポイント | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| | マキタ TMA053BIM | 硬い木材・コンパネ | 32mm幅でポケット切断に使う | |
| | マキタ MAM001BIM | 硬質フローリング・アルミ | STARLOCK MAXの深切り寄り | |
| | マキタ TMA057BIM | 非鉄金属・銅管 | 10mmの細幅で狙いやすい | |
| | マキタ MAP008HM | 石こうボード・ALC | 四角い開口の補助に | |
| | マキタ MAM007SK | コーキングシール | 切断・除去に使う専用品 | |
| | マキタ MAM009HM | 陶器タイルの目地 | 目地へ沿わせて除去する |
木工の切り欠きなら TMA053BIM 、非鉄金属や銅管の細部なら TMA057BIM が候補です。
切断以外にも、コーキング除去やタイル目地の手入れまで作業を広げられるのが、マルチツール用先端工具の面白さですよ♪
マキタのマルチツール替刃の選び方
ここからは、替刃を購入する前に確認したいポイントを順番に解説します。
本体が対応する規格を最初に確認する
マキタのマルチツール替刃選びで最初に確かめたいのが、本体と先端工具の規格。
STARLOCK系にはSTARLOCK・STARLOCK PLUS・STARLOCK MAXがあり、本体によって取り付けられる範囲が変わります。
- TMA: STARLOCKの標準クラス。木材や金属の細かな切断に使う候補
- MAP: STARLOCK PLUS。標準クラスより負荷のかかる作業へ広げたい場合の候補
- MAM: STARLOCK MAX。深切りや剥がし作業など重めの用途に使う候補
本体の対応規格を確認し、替刃パッケージの表記と一致させるのが購入前の基本です。
筆者が使っているTM52Dは、STARLOCK・STARLOCK PLUS・STARLOCK MAXに対応していますが、OIS規格の替刃は取り付けられません。
同じマキタでも機種ごとに対応範囲が異なるため、本体型番だけで判断せず、取扱説明書まで確認しておきましょう。
これから本体も選ぶ方は、マキタの電動マルチツールおすすめで対応規格と電圧の違いを比較できます。
刃幅と刃長は切りたい場所に合わせる
同じ素材用でも、刃幅と刃長によって当てやすい場所が変わります。
細幅は配管まわりや狭い箇所へ入れやすく、幅のある刃は切断位置を合わせて安定させたい場面に向く形状。
特にMAMの刃長があるタイプを選ぶときは、本体側がSTARLOCK MAXに対応しているかの確認が欠かせません。
筆者はTM52Dを、木工の切り欠きや細部の微調整に使っています。
マルチツールは万能な切断機として使うより、細部の切り欠きや際切りを補う工具と考えると役割が分かりやすいですよ。
切る素材から替刃の種類を絞る
規格を確認したら、次は作業する素材から替刃を絞ります。
木材用の刃で金属を切ったり、目地用の先端工具をタイル本体の自由な切断へ使ったりせず、カタログの用途表示に合わせるのが大切です。
- 木材・コンパネ: ポケット切断や切り欠きに対応する木工用カットソー
- 硬質フローリング・アルミ: 木材&金属用のバイメタル刃
- 非鉄金属・銅管: 金属向けの細幅カットソー
- 石こうボード・ALC: 四角開口に対応する超硬タイプ
- コーキング: シール材の切断・除去に使う専用刃
- タイル目地: 目地へ沿わせる超硬粒タイプ
切りたい素材と作業内容を先に決めると、替刃の種類を判断しやすくなります。
金属作業を中心に比較したい方は、マキタのマルチツール金属用替刃おすすめも参考にしてください。
購入前に部品番号まで照合する
替刃の商品ページでは、ブレード番号だけでなくAから始まる部品番号まで確認しましょう。
たとえばMAM001BIMはA-71320、TMA057BIMはA-63890というように、名称と部品番号をセットで照合すると別規格との取り違えを減らせます。
本体規格・素材・ブレード番号・部品番号の4点がそろってから購入先を確認すると、似た商品名でも判断しやすくなりますよ。
替刃の取り付け方や外し方は、マキタのマルチツールの使い方と替刃交換手順で実機写真付きで解説しました。
マキタのマルチツール替刃おすすめ
それでは、木材・金属・石こうボード・コーキング・タイル目地と、用途の異なる6種類を紹介していきます。
マキタ カットソー TMA053BIM(A-63856)
1つ目のマキタのマルチツールにおすすめな替刃は、電動工具メーカー・マキタの「 カットソー TMA053BIM(A-63856) 」です。
TMA053BIMは、硬い木材やコンパネへポケット切断を入れたいときの候補です。
刃幅32mm・刃長50mmのバイメタル刃で、切り欠く位置へ刃を合わせながら進めやすい形状。

丸ノコが入らない角や、板材の途中から切り込みたい場面で役割を作りやすい1枚です。
長い直線切断を続ける用途には丸ノコやジグソーの方が向きますが、狭い場所を少しだけ逃がしたい作業ではマルチツールらしさを活かせます。
「 マキタ TMA053BIM(A-63856) 」は、硬い木材やコンパネの細かな切り欠きにおすすめなマルチツール替刃です♪
マキタ カットソー MAM001BIM(A-71320)
2つ目のマキタのマルチツールにおすすめな替刃は、電動工具メーカー・マキタの「 カットソー MAM001BIM(A-71320) 」です。
MAM001BIMは、硬質フローリング・アルミ・硬質樹脂のポケット切断に対応するバイメタル刃です。
刃幅32mm・刃長80mmで、STARLOCK MAX対応機を使って深めの切り込みへ対応したい方に向きます。
木材だけでなくアルミや硬質樹脂が絡む作業を想定できるため、素材が一つに限られない場面で候補になります。
一方で、STARLOCK MAXに対応していないTM53Dなどには取り付けられないので、性能より先に本体規格を確認してください。
「 マキタ MAM001BIM(A-71320) 」は、STARLOCK MAX対応機で硬質フローリングやアルミへ深めのポケット切断を入れたい方におすすめな替刃です♪
マキタ カットソー TMA057BIM(A-63890)
3つ目のマキタのマルチツールにおすすめな替刃は、電動工具メーカー・マキタの「 カットソー TMA057BIM(A-63890) 」です。
TMA057BIMは、非鉄金属・グラスファイバー・銅管を細い場所で切りたいときの候補です。
刃幅10mm・刃長20mmと細く、幅広のカットソーを入れにくい配管まわりや狙った位置へ当てやすい形状。

細幅なので広い切断面を一気に進めるより、必要な場所だけをピンポイントで処理する使い方に向きます。
鉄やステンレスを含め、カタログの用途表示にない素材へ広げず、非鉄金属・銅管など表示された範囲で使いましょう。
「 マキタ TMA057BIM(A-63890) 」は、非鉄金属や銅管を狭い場所で切りたい方におすすめなマルチツール替刃です♪
マキタ カットソー MAP008HM(A-71314)
4つ目のマキタのマルチツールにおすすめな替刃は、電動工具メーカー・マキタの「 カットソー MAP008HM(A-71314) 」です。
MAP008HMは、石こうボードやALCへ四角い開口を作りたい場面に対応するSTARLOCK PLUSの先端工具です。
幅53mm・長さ40mmで、超硬粒度#40の切断部を使って開口線へ沿わせるタイプ。

木工用の歯が並ぶカットソーとは形状と役割が違い、石こうボードやALCの四角開口に用途を絞って選ぶ1枚です。
MAPはSTARLOCK PLUS規格なので、PLUSまたはMAXへ対応する本体かを確認してから購入しましょう。
「 マキタ MAP008HM(A-71314) 」は、石こうボードやALCへ四角い開口を作りたい方におすすめな先端工具です♪
マキタ コーキング剥がし用 MAM007SK(A-71386)
5つ目のマキタのマルチツールにおすすめな替刃は、電動工具メーカー・マキタの「 コーキング剥がし用 MAM007SK(A-71386) 」です。
MAM007SKは、古いコーキングシールを切断して除去するためのテーパータイプです。
刃幅32mm・刃長70mmの炭素工具鋼で、水まわりや外装のコーキングを打ち替える前の作業に役割があります。

木材や金属を切るカットソーではなく、シール材の切断と除去へ用途を絞った先端工具。
STARLOCK MAX対応機が必要なので、TM52DやTM001Gなど手持ち本体の規格を先に確認してください。
「 マキタ MAM007SK(A-71386) 」は、コーキングの打ち替え前に古いシール材を除去したい方におすすめな先端工具です♪
マキタ カットソー MAM009HM(A-71401)
6つ目のマキタのマルチツールにおすすめな替刃は、電動工具メーカー・マキタの「 カットソー MAM009HM(A-71401) 」です。
MAM009HMは、陶器タイルの目地へ沿わせて切断するSTARLOCK MAXの先端工具です。
幅68mm・刃長10mmで、切断部には超硬粒度#50を採用しています。

タイル交換や目地補修の前に、既存の目地を狙って取り除きたい場面で候補になります。
タイル本体を自由な形に切る万能刃ではなく、陶器タイルの目地切断へ用途を限定して使いましょう。
「 マキタ MAM009HM(A-71401) 」は、陶器タイルの目地をマルチツールで取り除きたい方におすすめな先端工具です♪
マキタのマルチツール替刃おすすめ:まとめ
この記事は「マキタのマルチツール替刃おすすめ6選!種類・適合規格と用途別の選び方」について書きました。
マルチツール替刃は、本体の対応規格・切る素材・刃幅と刃長・ブレード番号・部品番号を確認して選ぶのが大切なポイント。
今回ご紹介した先端工具は、木工向けのTMA053BIM、深切り寄りのMAM001BIM、非鉄金属用のTMA057BIM、ボード開口用のMAP008HM、コーキング除去用のMAM007SK、タイル目地用のMAM009HMと役割が分かれています。
| 外観 | 商品名 | 向いている用途 | 選ぶポイント | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| | マキタ TMA053BIM | 硬い木材・コンパネ | 32mm幅でポケット切断に使う | |
| | マキタ MAM001BIM | 硬質フローリング・アルミ | STARLOCK MAXの深切り寄り | |
| | マキタ TMA057BIM | 非鉄金属・銅管 | 10mmの細幅で狙いやすい | |
| | マキタ MAP008HM | 石こうボード・ALC | 四角い開口の補助に | |
| | マキタ MAM007SK | コーキングシール | 切断・除去に使う専用品 | |
| | マキタ MAM009HM | 陶器タイルの目地 | 目地へ沿わせて除去する |
迷ったときは、最初に手持ち本体のSTARLOCK対応範囲を確認し、そのあとで素材に合う替刃へ絞りましょう。
木工の切り欠きなら TMA053BIM 、硬質フローリングやアルミへ深めに入れたいなら MAM001BIM 、非鉄金属や銅管の細部なら TMA057BIM が候補です。
今回ご紹介した選び方と6種類の特徴を参考に、作業内容に合うマキタのマルチツール替刃を見つけてください♪
替刃をそろえて、切り欠き・開口・剥がし作業をもっと進めやすくしましょう。