木材の角や入り隅、家具の際を整えるなら、1台で切断から研磨までこなせるマルチツールが頼れる存在。

大きなサンダーが入りにくい場所でも、三角形のパッドなら狙った部分へ近づけやすいのが助かりますよね♪

でも、いざ探してみると、「TM52Dに付くパッドはどれ?」とか、「木材には何番のペーパーを使えばいい?」と、選び方に迷ってしまう方も多いはず。

疑問の表情をしたドリボー ドリボー
マルチツールなら、木材の角や狭い場所も研磨できるの?

取付規格やペーパーの形を間違えると本体へ装着できず、番手を飛ばすと深い研磨跡が残ったまま仕上げへ進んでしまうことも。

ドリボー ドリボー
本体規格からパッド、ペーパー、番手の順に選ぶと失敗しにくいよ!

そこでこの記事では、マキタのマルチツールで木材を研磨するための選び方と使い方を解説し、人気メーカーの中からサンディングパッドとペーパーを6つ厳選して紹介します!

筆者が合板や無垢材の開口・切り欠きで使っているTM52Dも、本体側の対応規格を確認する実例として掲載します。

この記事を読めば、手持ちのマルチツールに合うパッドと、木材の状態に合うペーパーを順番に選べますよ。

というわけでこの記事は、「マキタのマルチツールで木材を研磨する方法!サンディングパッドとペーパーおすすめ6選」について書きました。

この記事がおすすめな人

  • マキタTM52Dで木材を研磨したい方
  • マルチツール用サンディングパッドの規格で迷っている方
  • #60・#120・#240を使う順番を知りたい方
  • 家具の角や入り隅など、広いサンダーが入りにくい場所を整えたい方
  • パッドとペーパーを一緒に買い間違えたくない方

マルチツール用サンディングパッドとペーパーをまずは一覧で

今回紹介する6商品を、役割と選ぶポイントでまとめました。

パッドとペーパーは別の部品なので、同じ表の中でも「本体へ付けるもの」と「パッドへ貼るもの」を分けて確認してください。

外観 商品名 向いている用途 選ぶポイント 購入先
マキタ サンディングパッド A-64098の商品画像 マキタ A-64098 TM52D用を純正で選ぶ STARLOCK・マジック式の基準パッド
ボッシュ ラバーパッド AVZ93Gの商品画像 ボッシュ AVZ93G 角・際の研磨用パッド STARLOCK対応
HiKOKI MSU93Dの商品画像 HiKOKI MSU93D 型番で適合を確認したい 93mm・STARLOCK・コードNo.0037-0813
マキタ A-16271の商品画像 マキタ A-16271 木材の中仕上げ 96×96mm・#100・10枚入
HiKOKI 0033-8245の商品画像 HiKOKI 0033-8245 傷や段差の荒ならし 94×94mm・#80・10枚入
ボッシュ 2608605165の商品画像 ボッシュ 2608605165 3番手を少量ずつ試す #60・#120・#240各2枚

迷ったときは、まずパッドを本体規格へ合わせ、ペーパーはパッドの形と穴位置へ合わせるのが基本です。

マルチツール用サンディングパッドとペーパーの選び方

買い間違いを防ぐには、番手から探すのではなく、本体側から順番に絞り込みます。

本体規格→パッド→ペーパー→番手の順で選ぶ

マルチツール研磨用品を本体規格・パッド・ペーパー・番手の順に選ぶ図解

最初に見るのは、マルチツール本体が対応する先端工具規格です。

TM52DはSTARLOCK・STARLOCK PLUS・STARLOCK MAXに対応しますが、OISだけの先端工具は取り付けられません。

パッドが付いても、ペーパーの三角形や吸じん穴が合わなければ安定して固定できないため、4段階を一つずつ照合しましょう。

筆者所有のマキタTM52DにあるSTARLOCK MAX表示
筆者が木工で使っているTM52D。本体側のSTARLOCK MAX表示を確認してから先端工具を選びます。

筆者はこのTM52Dを、合板・杉板・桧板・アカシア材の開口や切り欠きに使っています。

研磨用パッドを選ぶときも、商品名の「マルチツール用」だけで決めず、実機にあるSTARLOCK MAXの刻印まで見るのが最初の確認。

TM52DはOIS規格だけのパッドを取り付けられないため、対応規格と型番を一つずつ照合すれば、形が似た別規格を買う失敗を防げます。

三角形のサイズと吸じん穴を合わせる

マルチツール研磨では、93mm前後の三角パッドと、94〜96mm前後の三角ペーパーが使われます。

数字が近いだけで決めず、メーカーが示す対応パッドとペーパーの組み合わせを確認するのが確実。

穴あきペーパーはパッドの穴へ重ねることで、集じんアタッチメントを使うときの空気の通り道を確保できます。

ドリボー ドリボー
三角形が重なっても、穴位置まで合っているか確認してね!

木材の状態に合わせて番手を粗い方から進める

木材研磨で#60〜#80・#100〜#150・#180〜#240を使い分ける図解

深い傷や段差を落とすなら#60〜#80、研磨跡を整えるなら#100〜#150、塗装前の仕上げなら#180〜#240が目安です。

いきなり#60から#240へ飛ぶと、粗い研磨跡を細かいペーパーだけで消すことになり、時間がかかります。

削る量が少ない木材へ粗番手から始める必要はないので、目立たない場所や端材で削れ具合を試してください。

広い面ではなく角・際・狭い場所へ使う

三角パッドの強みは、家具の角、入り隅、枠の際などへ先端を近づけやすいこと。

一方、棚板や天板の広い面を均一に研磨するなら、オービタルサンダーやランダムサンダーの方が作業を進めやすい場面があります。

広い面のペーパーを探している方は、オービタルサンダー用ペーパーの選び方も確認してみてください。

マキタのマルチツールで木材を研磨する使い方

取り付け前にバッテリーを外し、材料をクランプで固定してから準備しましょう。

パッドとペーパーを正しい向きで取り付ける

TM52Dではレバーを操作してホルダボルトを外し、STARLOCK対応のサンディングパッドを本体へ固定。

パッドを固定したら、マジック式ペーパーの三角形と吸じん穴を重ね、端が大きくはみ出さないように貼り付けてください。

先端工具の詳しい着脱手順は、マキタTM52Dの使い方と替刃交換で実機写真と一緒に解説しています。

パッドを平らに当て、同じ場所で止めない

マルチツール研磨で吸じん穴を合わせ、面で当て、止めずに動かす手順の図解

研磨では三角パッドの先端だけを強く押し付けず、できる範囲で面を木材へ平らに当てます。

本体を押し込むより、ペーパーが仕事をする力で前後へ動かすイメージ。

同じ場所へ当て続けると削れ方に差が出やすいため、いったん止めて粉を払い、表面を手で確かめながら進めましょう。

粉じん対策と保護具を準備する

木材研磨では細かな粉じんが出るため、防じんマスクと保護メガネを着用してください。

集じんアタッチメントを使う場合も粉じんがゼロになるとは限らず、作業場所の換気と周囲の養生は必要です。

木工向けマスクの選び方は、木工粉じん用防じんマスクおすすめで確認できます。

それでは、本体へ付けるパッド3点と、パッドへ貼るペーパー3点を紹介していきます。

マキタ サンディングパッド A-64098

1つ目のマキタのマルチツール研磨におすすめな用品は、マキタの「 サンディングパッド A-64098 」です。

純正パッド
PICK UP TOOL

マキタ サンディングパッド A-64098

STARLOCK対応のマジック式サンディングパッド。TM52Dなどで三角ペーパーを使う土台を純正品から選びたい方へ。

TM52Dの研磨用品を初めてそろえるなら、適合の判断を簡単にしやすい純正パッド。

マジック式の三角ペーパーを貼り替えられ、木材の角や際を番手別に研磨できます。

マキタ サンディングパッド A-64098

パッドだけでは研磨できないので、96×96mmの対応ペーパーも一緒に準備してください。

ドリボー ドリボー
TM52D用で迷ったら、まず純正パッドから確認すると選びやすいね!

マキタの「 サンディングパッド A-64098 」は、TM52Dへ付ける研磨用パッドを純正でそろえたい方におすすめな用品です♪

PICK UP TOOL

マキタ サンディングパッド A-64098

STARLOCK対応のマジック式サンディングパッド。対応する三角ペーパーと組み合わせて使用します。

ボッシュ ラバーパッド AVZ93G

2つ目のマキタのマルチツール研磨におすすめな用品は、ボッシュの「 ラバーパッド AVZ93G 」です。

角研磨
PICK UP TOOL

ボッシュ ラバーパッド AVZ93G

角・縁・面の研磨に使うSTARLOCKパッド。ボッシュのデルタサンダー用ペーパーと組み合わせます。

角へ届きやすい三角形で、STARLOCK対応パッドを別メーカーから選びたい方の候補。

パッドの先端だけを押し込むのではなく、面を当てながら角へ近づける使い方に向きます。

ボッシュ ラバーパッド AVZ93G

ペーパーは同じようなデルタ形状でも穴位置が異なる場合があるため、AVZ93G向け表記まで確認しましょう。

ドリボー ドリボー
角へ届く形だけでなく、貼り付けるペーパーとの組み合わせも大切!

ボッシュの「 ラバーパッド AVZ93G 」は、木材の角や縁を狙いやすいSTARLOCKパッドを探している方におすすめな用品です♪

PICK UP TOOL

ボッシュ ラバーパッド AVZ93G

STARLOCK対応のラバーパッド。狭い場所や角の研磨へ三角ペーパーを取り付けて使います。

HiKOKI サンドペーパー取付け用パッド MSU93D

3つ目のマキタのマルチツール研磨におすすめな用品は、HiKOKIの「 サンドペーパー取付け用パッド MSU93D 」です。

型番確認
PICK UP TOOL

HiKOKI MSU93D 0037-0813

93mmのSTARLOCK対応サンドペーパー取付け用パッド。型番とコードNo.で適合品を絞りたい方へ。

MSU93Dは93mmのSTARLOCKパッドで、コードNo.は0037-0813。

似た名称のMU93DはOIS規格なので、マキタTM52D用として探すなら頭文字まで見落とせません。

HiKOKI MSU93D 0037-0813

同社のマジック式2穴・三角ペーパーと組み合わせれば、番手別の買い足しもしやすい構成です。

ドリボー ドリボー
MSU93DのSはSTARLOCKを見分ける大事な目印だね!

HiKOKIの「 MSU93D 0037-0813 」は、STARLOCK対応を型番で確かめて選びたい方におすすめな用品です♪

PICK UP TOOL

HiKOKI MSU93D 0037-0813

93mm・STARLOCK対応の三角パッド。OIS規格のMU93Dとは別商品なので型番確認が重要です。

マキタ マジックサンディングペーパー A-16271

4つ目のマキタのマルチツール研磨におすすめな用品は、マキタの「 マジックサンディングペーパー A-16271 」です。

中仕上げ
PICK UP TOOL

マキタ マジックサンディングペーパー A-16271

96×96mm・粒度#100・10枚入の三角ペーパー。粗番手の傷を整える中仕上げへ。

粒度#100は、#60〜#80で形を整えた後の研磨跡を浅くする中仕上げ向け。

いきなり塗装前の最終仕上げへ進まず、粗番手と細番手をつなぐ役割を任せられます。

マキタ マジックサンディングペーパー A-16271

10枚入なので同じ番手を継続して使う作業向けですが、細かい仕上げには#180や#240も必要です。

ドリボー ドリボー
#100は、荒研磨の跡を次の仕上げへつなぐ番手だよ!

マキタの「 A-16271 粒度#100 」は、純正の三角ペーパーで木材を中仕上げしたい方におすすめな用品です♪

PICK UP TOOL

マキタ マジックサンディングペーパー A-16271

96×96mmのマジック式三角ペーパー。粒度#100を10枚まとめて補充できます。

HiKOKI サンドペーパー 0033-8245

5つ目のマキタのマルチツール研磨におすすめな用品は、HiKOKIの「 サンドペーパー 0033-8245 」です。

荒ならし
PICK UP TOOL

HiKOKI サンドペーパー 0033-8245

94×94mm・粒度#80・10枚入のマジック式三角ペーパー。木材の傷や小さな段差を荒ならししたい場面へ。

#80は、表面の傷や段差を落としたいときに使いやすい粗めの番手。

細かな仕上げ用ペーパーより削る力を使いやすく、最初の形づくりを進めたい場面に合います。

HiKOKI サンドペーパー 0033-8245

同じ場所へ長く当てると削れすぎるため、端材で試し、#120前後へ進んで傷を整えましょう。

ドリボー ドリボー
#80で形を整えたら、細かい番手へ替えて傷を浅くしよう!

HiKOKIの「 0033-8245 粒度#80 」は、木材の傷や小さな段差を先に落としたい方におすすめな用品です♪

PICK UP TOOL

HiKOKI サンドペーパー 0033-8245

94×94mm・粒度#80の三角ペーパー10枚入。荒ならし後は細かい番手へ進めます。

ボッシュ デルタサンダーペーパーセット 2608605165

6つ目のマキタのマルチツール研磨におすすめな用品は、ボッシュの「 デルタサンダーペーパーセット 2608605165 」です。

3番手セット
PICK UP TOOL

ボッシュ デルタサンダーペーパーセット 2608605165

#60・#120・#240を各2枚ずつ試せる三角ペーパーセット。荒研磨から仕上げまで少量でそろえたい方へ。

このセットの強みは、#60・#120・#240を各2枚ずつそろえられること。

傷や段差を落とす工程から塗装前の仕上げまで、番手を替える流れを1組で試せます。

ボッシュ デルタサンダーペーパーセット 2608605165

同じ番手を大量に使う作業には枚数が少ないものの、どの番手を補充するか決める入門セットとして役立ちます。

ドリボー ドリボー
まず3番手を試して、減りやすい番手だけ買い足す方法もいいね!

ボッシュの「 2608605165 3番手セット 」は、木材研磨の番手を少量ずつ試したい方におすすめな用品です♪

PICK UP TOOL

ボッシュ デルタサンダーペーパーセット 2608605165

三角ペーパーの#60・#120・#240各2枚セット。対応パッドの形と穴位置を確認して使います。

マキタのマルチツール研磨におすすめな用品:まとめ

この記事は「マキタのマルチツールで木材を研磨する方法!サンディングパッドとペーパーおすすめ6選」について書きました。

マルチツールの研磨用品は、本体規格、パッドの取付規格、ペーパーの形と穴位置、番手の順で選ぶのが大切です。

TM52D用を純正でそろえるならマキタA-64098、別メーカーのSTARLOCKパッドならボッシュAVZ93GやHiKOKI MSU93Dが候補。

ペーパーは、荒ならしの#80、中仕上げの#100、3番手を試せるセットから作業に合うものを選べます♪

迷ったときは、対応パッドを1点決めてから、そのパッドに指定された三角ペーパーの#80〜#120と#180〜#240をそろえてください。

ドリボー ドリボー
角や際の研磨に合うパッドと番手が分かれば、仕上げまで迷わず進められるね!

マルチツールが得意な狭い場所へ役割を絞り、広い面はサンダーと使い分けるのが木工研磨を進めやすくするコツです。

手持ちの本体規格と作業する木材を確認し、ぴったり合うパッドとペーパーを見つけてください♪

参考にしたメーカー情報

本体規格、パッドとペーパーの組み合わせ、番手は、以下のメーカー資料で確認できます。

販売ページの表記だけで判断しにくいときは、手持ち機種の取扱説明書にある対応規格を優先してください。