木工作業後の木くずを吹き飛ばしたり、細かな場所のごみを吸い込んだりするなら、1台で2つの役割をこなせるのがマキタ MUB402。

ノズルを付ける位置を替えれば、作業台まわりのちり払いから付属ダストバッグを使った吸い込みまで対応できるコード式ブロワです♪

でも、いざ候補にすると、「木くずを吹き飛ばす風量は調整できる?」とか、「吸い込み機能はどうやって使うの?」と、購入前に気になる方も多いはず。

疑問の表情をしたドリボー ドリボー
マキタMUB402は、吹き飛ばしと吸い込みをどう切り替えるの?

送風口と吸い込み口を間違えたり、付属品を正しく固定しなかったりすると、木くずを狙った場所へ動かせず、吸い込み作業ではごみを回収できないことも。

ドリボー ドリボー
ノズルとダストバッグの取り付け位置を先に確認しよう!

そこでこの記事では、マキタ MUB402の仕様と使い方、木くずの吹き飛ばし、自作サイクロンへつないだ吸い込み、気になる点まで実機レビューします!

筆者はMUB402を2台所有し、1台は木くずの吹き飛ばし、もう1台は卓上スライド丸ノコの木くず回収に使っています。

この記事を読めば、MUB402が自分の木工作業や掃除に合うブロワかどうか、購入前に判断しやすくなりますよ。

というわけでこの記事は、「マキタMUB402を実機レビュー!吸い込み・風量調整と木工で使った感想」について書きました。

この記事がおすすめな人

  • マキタ MUB402の実際の使用例を知りたい方
  • 木工作業後の木くずを吹き飛ばしたい方
  • 吹き飛ばしと吸い込みを1台で使い分けたい方
  • コード式ブロワの風量調整や付属品を確認したい方
  • MUB402を集じん用途へ使う際の注意点を知りたい方
筆者が2台所有
PICK UP TOOL

マキタ ブロワ MUB402

筆者が2台所有し、木くずの吹き飛ばしと吸い込みへ使い分けている無段変速のコード式ブロワ。

それでは、筆者が2台所有しているマキタMUB402を紹介していきます。

今回レビューするのは、マキタの「 ブロワ MUB402 」です。

筆者は同じMUB402を2台所有し、木工作業場で役割を分けています。

1台は木くずの吹き飛ばしが中心で、もう1台は余っていた機体を自作サイクロンの吸い込み側へ活用しました。

同じ本体を役割ごとに置いておけるため、作業のたびに吹き飛ばし用と吸い込み用を組み替えずに済みます♪

筆者が所有するマキタMUB402の実機
筆者が所有するマキタMUB402。木工作業場で使ってきた実機のため、本体には木粉が付着しています。

同じ機種を2台所有しているのは、性能比較のためではありません。

手元で余っていた1台を、卓上スライド丸ノコの木くず対策へ活用したのがきっかけです。

マキタMUB402の主な仕様

MUB402は、コンセントへつないで使うAC100Vのコード式ブロワです。

主な仕様を、木工作業での意味とあわせて整理します。

項目マキタ MUB402の仕様作業で見るポイント
消費電力600Wバッテリー管理なしで使うコード式
回転数0~16,000min-1引金と調整ネジで回転数を変えられる
ブロワ最大風量0~4.1m3/min木くずの量や距離に合わせて風を調整できる
風速0~91m/s人や壊れやすい物へ向けない強さ
集じん時の真空度0~5.7kPa付属ダストバッグを使った吸い込みにも対応
本体寸法長さ480×幅185×高さ178mmノズルを含む保管場所を先に決めたいサイズ
質量1.8kg手持ち作業では片手で確実に保持する

最大値だけを見ると強さへ目が向きますが、MUB402の特徴は回転数を0から調整できること。

スイッチの引き加減に加え、スピード調整ネジで引金をいっぱいに引いたときの回転数も変えられます。

木粉が付着したマキタMUB402のハンドルと引金周辺
MUB402のハンドルと引金周辺。手元で引金を操作し、必要な強さへ合わせます。
マキタMUB402の引金、スピード調整ネジ、コード式、質量を整理した図解

風量を最大にすることだけを考えず、周囲へ木粉を広げたくない場所では弱めから試すのが安心です。

吹き飛ばしと吸い込みに使う付属品

MUB402には、ノズルアッセンブリ、サッシノズル、ダストバッグ、ジョイント、フレキシブルホースが標準で付属します。

木くずを吹き飛ばすときはノズルを送風口へ、吸い込むときはノズルを吸い込み口、ダストバッグを送風口へ取り付ける構成です。

マキタ ブロワ MUB402

付属品を替えるだけで、広い場所のちり払いと、サッシや家具の隙間の吸い込みを使い分けられるのがMUB402の持ち味♪

取り付け・取り外しの前はスイッチを切り、電源プラグを抜いてから作業してください。

MUB402を木工で使った感想

筆者の作業場では、2台のMUB402を「吹く」と「吸う」へ分けています。

使い方が異なるため、MUB402の便利な部分だけでなく、ブロワと専用集じん機の違いも分かりやすくなりました。

木くずの吹き飛ばしが普段の主な用途

1台目のMUB402は、木工作業で出た木くずを吹き飛ばす使い方が中心です。

ノズルを送風口へ取り付け、片手でハンドルを持って木くずへ風を向けます。

細かな木粉へいきなり強い風を当てると、片付けたい場所から周囲へ広がってしまいます。

引金の引き加減とスピード調整ネジを使い、木くずが動く強さから合わせるのが扱いやすい方法です。

ドリボー ドリボー
木くずを飛ばす方向と、最後に回収する場所を先に決めておこう!

ただし、吹き飛ばしは木粉を回収する作業ではありません。

室内では換気を行い、防じんマスクと保護メガネを着用し、人や壊れやすい物へノズルを向けないでください。

余っていた1台を自作サイクロンへ活用

もう1台のMUB402は手元で余っていたため、自作サイクロンの吸い込み機として使っています。

筆者の構成は、卓上スライド丸ノコ、蛇腹ホース、50mm口径のサイクロン分離器、ペール缶、MUB402の順です。

筆者が木工作業場で使っているマキタMUB402と自作接続部
自作サイクロンの吸い込み側へ使っているMUB402。黒い接続部を介して蛇腹ホースへつないでいます。

この構成で、筆者の卓上スライド丸ノコから出る木くずは十分回収できています。

作業のたびに長いホースを付け替えずに済むため、固定式の卓上工具と組み合わせやすいのも助かるところ♪

一方で、接続部から空気が漏れると吸い込みが弱くなるので、ホースの差し込みやペール缶のふたを定期的に確認しています。

MUB402へ自作したアダプターと蛇腹ホースをつないだ接続部
蛇腹ホースと自作アダプターの接続部。空気漏れがないか定期的に確認している箇所です。

詳しい構成は、サイクロン集塵機を自作する方法で写真と一緒に解説しています。

自作接続はメーカー指定の吸い込み方法ではない

取扱説明書で案内されている吸い込み方法は、ノズルを吸い込み口、付属ダストバッグを送風口へ取り付ける構成です。

筆者のサイクロン接続はメーカー指定の組み合わせではなく、同じ構成をすべての方へすすめるものではありません。

取扱説明書では、送風口・吸入口をふさぐ運転や、ノズル先端へ小径ホースを取り付ける使い方を避けるよう案内されています。

これから木工用の集じん環境を整える方は、木工用集塵機おすすめから、電動工具接続に対応する専用機を選ぶのが確実です。

ドリボー ドリボー
付属品以外をつなぐ前に、通風を妨げないかとメーカー指定を確認しよう!

マキタMUB402のメリット

MUB402を木工作業で使って感じる役割は、1台で吹き飛ばしと吸い込みを切り替えられること。

ここでは、購入前に確認したい3つのメリットへ整理します。

木くずの吹き飛ばしと吸い込みを切り替えられる

ノズルを送風口へ付ければちり払い、吸い込み口へ付けて送風口へダストバッグを装着すれば集じん作業へ切り替えられます。

作業台の木くずは吹き飛ばし、隙間に入ったごみは付属ホースとサッシノズルで吸い込む、といった使い分けができる構成です。

専用集じん機ほど大容量ではありませんが、木工作業後の掃除を1台へまとめたい方には選びやすい機能ですよ♪

無段変速で弱めから調整できる

MUB402は、スイッチの引き加減で回転数が変わる無段変速です。

スピード調整ネジを使えば、引金をいっぱいに引いたときの上限も設定できます。

細かな木粉が多い場所や狭い範囲では弱め、まとまった木くずを動かすときは必要な範囲で上げるなど、作業に合わせて調整できるのが強み。

MUB402の吹き飛ばしと吸い込みでノズルとダストバッグを付け替える図解

図解のように、同じノズルでも取り付ける口が変わるため、電源を入れる前に向きを確認しましょう。

コード式でバッテリー管理がいらない

AC100Vのコード式なので、充電残量や予備バッテリーを管理せずに使えます。

作業場にコンセントがあり、決まった場所で木くずを片付けるなら、使いたいときに電源プラグを差して始められるのが利点です♪

連続運転用のロックボタンもありますが、運転したまま放置せず、停止方法を確認してから使ってください。

MUB402の気になる点と注意点

吹き飛ばしと吸い込みを1台でこなせる一方、専用集じん機や充電式ブロワとは違う注意点があります。

用途と作業場所が合うか、購入前に確認しておきましょう。

コードの届く範囲で使う必要がある

コード式のMUB402は、コンセントから離れた屋外や広い場所では取り回しに制限があります。

取扱説明書では延長コードを使用しないよう案内されているため、購入前に作業場所とコンセントの位置を確認してください。

屋外を広く移動しながら落ち葉を集めたい方は、充電式ブロワのほうが動きやすい場合もあります。

決まった木工作業場でバッテリー管理なしに使いたい方へ向くのが、MUB402の立ち位置です。

1.8kgを片手で保持する

本体質量は1.8kgで、取扱説明書では作業時に片手でハンドルを保持するよう案内されています。

短時間のちり払いでは扱えても、手を伸ばした姿勢や長時間の作業では腕へ負担がかかりやすくなります。

ノズルを人へ向けず、足元のコードへも注意し、無理のない姿勢で区切りながら使いましょう。

吹き飛ばしだけでは木粉を回収できない

木くずを動かせても、吹き飛ばした先で回収しなければ作業場の別の場所へ移るだけです。

細かな木粉は空中へ舞いやすいため、換気・防じんマスク・保護メガネを組み合わせる必要があります。

木工用防じんマスクの選び方も確認し、ブロワだけに頼らない粉じん対策を整えてください。

MUB402使用前に電源プラグ、付属品の固定、通風、保護具と周囲を確認する図解

図解の4点を先に確認すれば、付属品の付け間違いと木粉の飛散を減らしやすくなります。

マキタMUB402がおすすめな人

実際の使用例と仕様から、MUB402が合いやすいのは次のような方です。

  • 木工作業後の木くずを吹き飛ばしたい方
  • 付属ダストバッグを使った吸い込みも試したい方
  • 強さを弱めから調整できるコード式ブロワを探している方
  • 決まった作業場でバッテリー管理なしに使いたい方
  • ノズルやサッシノズルを追加購入せず使い始めたい方

反対に、屋外を広く移動したい方や、電動工具から出る粉じんを大容量で回収したい方は、充電式ブロワや専用集じん機も比較してください。

ドリボー ドリボー
作業場の掃除が中心ならMUB402、粉じんの連続回収は専用集じん機も比べよう!

「吹く」「吸う」の両方を使い、コードの届く木工作業場で役割を持たせたい方に合う1台です。

マキタ ブロワ MUB402 は、木くずの吹き飛ばしと付属品を使った吸い込みを1台で切り替えたい方におすすめなコード式ブロワです♪

吹く・吸うの2役
PICK UP TOOL

マキタ ブロワ MUB402

無段変速で吹き飛ばしと吸い込みを切り替えられるAC100Vブロワ。標準付属品と作業場所を確認して選びましょう。

マキタMUB402のよくある質問

MUB402は木くずを吸い込めますか?

付属ノズルを吸い込み口、ダストバッグを送風口へ取り付ければ、吸い込み作業に使えます。

ネジや釘を吸うと故障の原因になるため、吸い込む物を確認し、ダストバッグのごみは早めに捨ててください。

MUB402の風量は調整できますか?

スイッチの引き加減とスピード調整ネジで回転数を調整できます。

木粉が舞いやすい場所では弱めから始め、必要な範囲で上げると扱いやすくなります。

MUB401とMUB402の違いは何ですか?

公式取扱説明書では、MUB401は回転数16,000min-1、MUB402は0~16,000min-1です。

作業に合わせて回転数を変えたい方は、無段変速のMUB402が選びやすいモデルです。

MUB402を自作サイクロンへつないでもいいですか?

筆者は余っていた1台を自作サイクロンへ活用していますが、メーカー指定の組み合わせではありません。

取扱説明書では小径ホースの取り付けや送風口・吸入口をふさぐ運転を避けるよう案内されているため、純正付属品以外を接続する場合はメーカーへ適合を確認してください。

マキタMUB402実機レビュー:まとめ

この記事は「マキタMUB402を実機レビュー!吸い込み・風量調整と木工で使った感想」について書きました。

MUB402は、ノズルの取り付け位置を替えることで、木くずの吹き飛ばしと付属ダストバッグを使った吸い込みへ対応できるコード式ブロワです。

筆者は2台を所有し、1台は木くずの吹き飛ばし、もう1台は余っていたため自作サイクロンの吸い込み機として使っています。

無段変速で弱めから調整でき、バッテリー管理が不要な一方、コードの届く範囲、1.8kgの本体、木粉の飛散には注意が必要です。

迷ったときは、決まった作業場で「吹く・吸う」を使い分けたいならMUB402、電動工具の粉じんを連続して回収したいなら専用集じん機を選びましょう。

ドリボー ドリボー
掃除したい場所と回収したい木くずを決めれば、MUB402の役割が選びやすいね!

木くずの吹き飛ばしから始める方は、最初から最大にせず、周囲を確認して弱めの風から試してみてください♪

用途に合う1台を選び、木工作業後の片付けまで進めやすい環境へ整えましょう。

参考にしたメーカー情報