木工でカットした材料の表面を整えるなら、1台あると助かるのが電動の仕上げサンダー。
手作業のヤスリがけでは時間がかかる広い面も、細かい動きで均一に研磨しやすい頼れる工具ですよね♪
でも、いざ探してみると、「マキタのBO4555は木工の研磨にどこまで使える?」とか、「防じんミニサンダって長く使っても大丈夫?」と、購入前に迷う方も多いはず。
作業に合わないタイプのサンダーを選んでしまうと、平らな面がうまく整わなかったり、木くずの後片付けに手間取ったりすることも。
そこでこの記事では、筆者が木工の表面研磨で使い続けているマキタの防じんミニサンダ「 BO4555 」を、実機写真と一緒にレビューします!
筆者は3年前に初代のBO4555を購入し、使い込んだ末に同じモデルを買い直して、現在は2代目を使用中です。
この記事を読めば、マキタ BO4555が自分の木工作業に合うサンダーかどうか、購入前に判断しやすくなりますよ。
というわけでこの記事は、「マキタBO4555を実機レビュー!木工研磨で使った防じんミニサンダの使い勝手を解説」について書きました。
この記事がおすすめな人
- マキタ BO4555の実際の使用感やレビューを知りたい方
- 木工の表面研磨に使う仕上げサンダー・オービタルサンダーを探している方
- 手作業のヤスリがけから電動サンダーへステップアップしたい方
- ダストバッグ付きで木くずを抑えながら研磨したい方
- 良かった点だけでなく、動作音や使い込んだ経過も知ってから選びたい方
マキタBO4555を実機レビュー
それでは、筆者が木工の表面研磨で使っているマキタBO4555を紹介していきます。
今回レビューするのは、マキタの「 防じんミニサンダ BO4555 」です。
BO4555は、単相100Vのコンセントにつないで使う、マキタの防じんミニサンダです。
主な仕様は、消費電力200W、回転数14,000min-1、パッド寸法112×102mm、質量1.1kg。
四角いパッドにサンドペーパーを取り付けて木材の表面を整える、いわゆる仕上げサンダー(オービタルサンダー)と同じタイプの1台です。
写真の通り、筆者のBO4555は使用感たっぷりの実機です。
初代のBO4555を購入したのは3年前のこと。
木工で材料を仕上げるたびに出番がある使い方だったので、高い頻度で使い続けた結果、初代は最終的に作動しなくなりました。
それでも、次の1台に選んだのは同じBO4555です。
買い直すほど手になじんでいたというのが正直なところで、現在は2代目を同じように木工の表面研磨で使っています。
2台を並べると、初代をどれだけ木工で使い込んできたかが分かります。
ここからは、2台使い続けてきた筆者が感じている良かった点と気になる点を、順番に紹介します。
コンパクトで木材の面へ当てやすい
BO4555を使っていて一番分かりやすい良さは、木材の面へ当てやすいサイズ感です。
本体は長さ131×幅112×高さ142mm、質量は1.1kgです。
上から軽く押さえるように持てるので、板の面へパッドを水平に当てやすいと感じます。
筆者の作業は材料の表面研磨が中心ですが、本体が小さいぶん細かく持ち替えながら面全体へ当てていけるので、研磨作業を快適に進められますよ♪
面の広い板を研磨するときも、パッド全体を材料へ当てながら動かしやすい形状です。
写真のようにパッド全体を木材へ当てて動かすと、広い面を少しずつ均一に整えられます。
荒い木材の表面が滑らかに仕上がる
BO4555で一番気に入っているのが、研磨後の仕上がりです。
カットしたままの荒い表面へサンドペーパーを当てて研磨すると、木肌が滑らかになり、見た目も美しく整います。
回転数14,000min-1の細かい動きで面をならすタイプなので、材料を大きく削り落とすというより、表面を整えて仕上げるための工具です。
同じ板を左右で比べると、研磨前後の手ざわりと見た目の違いがはっきり分かります。
荒れていた面が滑らかに整っていくこの変化こそ、筆者がBO4555を使い続けている一番の理由です。
マジック式・クランプ式のどちらのペーパーも使える
日々の使い勝手で助かっているのが、サンドペーパーの対応範囲です。
BO4555は、マジック式(114×102mm)とクランプ式(140×114mm)の両方のペーパーに対応しています。
付属品として、クランプ式のサンディングペーパーが粒度60・100・150の3種類、各2枚付いてくるので、届いてすぐ研磨を試せるのもうれしいところ♪
クランプ式は市販のサンドペーパーも取り付けて使いやすく、消耗品を続けやすい仕組みです。
市販のペーパーを使う場合の取り付け方は、後半の使い方の章で紹介します。
ダストバッグ付きで木くずを抑えながら作業できる
商品名に「防じん」と付く通り、BO4555にはダストバッグが標準で付属します。
研磨で出る木くずを集めながら作業できるので、作業後の掃除の負担を減らしやすい設計です。
ただし、ダストバッグがあっても粉じんを完全に吸い取れるわけではありません。
研磨中は保護メガネと防じんマスクを着用し、室内で使うなら周囲の養生や換気もセットで考えましょう。
取扱説明書でも、ダストバッグを本体へ取り付けて、たまった木くずは早めに掃除するよう案内されています。
写真のようにダストバッグへ粉じんは入りますが、周囲へ出る分もあるため保護具や作業場所への配慮は必要です。
気になる点①:動作音は大きめに感じる
正直にお伝えすると、筆者はBO4555の動作音を大きめに感じています。
もう少し音が小さければうれしい、というのが使い続けてきた本音です。
筆者は主に屋外で研磨するため、いまの使い方では大きな問題になっていませんが、住宅街の室内で使うなら時間帯への配慮は必要だと思います。
購入前に音の面を知っておくと、使う場所や時間を決めやすくなりますよ。
気になる点②:初代は高頻度使用の末に作動しなくなった
筆者の初代BO4555は、3年前の購入から高い頻度で使い続けた末に、作動しなくなりました。
木工が本業で、材料を仕上げるたびに使う環境だったため、一般的なDIYでの使用頻度とは大きく差がある点は補足しておきます。
長時間の連続使用を繰り返していたため、筆者自身はモーターに異常が起き、モーターが焼けたような状態になった可能性を考えています。
ただし、修理診断で確定した原因ではありません。
筆者の使い方による個体の経過であり、製品不良や「壊れやすいモデル」とは捉えていません。
動きや音、においに異常を感じたときは使用を止め、自分で分解せずに販売店やマキタへ相談しましょう。
むしろ、次の1台にも同じBO4555を選ぶほど、筆者にとっては手放せない存在になっています。
気になる点③:コード式なので作業場所を選ぶ
BO4555は単相100Vのコード式なので、電源を取りにくい場所では使いにくさがあります。
一方で、バッテリー切れを気にせず作業を続けられるのはコード式ならではの利点。
研磨は同じ場所で長く続けることが多い作業なので、電源のある作業場が決まっている方には相性のよい方式です。
マキタBO4555の使い方とペーパー選び
ここからは、筆者の使い方と取扱説明書の案内をもとに、BO4555の基本的な使い方を紹介します。
材料を固定して保護具を着用する
研磨を始める前に、まず材料をしっかり固定しましょう。
あわせて保護メガネと防じんマスクを着用し、木くずから目と呼吸を守る準備を整えます。
ペーパーの交換や点検をするときは、スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてから行うのが基本です。
ペーパーを取り付けて粉じん対策をする
サンドペーパーは、たるみやズレがないよう確実に取り付けます。
市販のクランプ式ペーパーを使う場合は、付属のパンチプレートで吸じん用の穴を開けてから取り付けましょう。
ダストバッグを本体へ取り付けたら、研磨を始める準備は完了です。
底面を見ると、ペーパーのたるみを抑えることと、吸じん穴をふさがないことが大切だと分かります。
図解の通り、ペーパーの確実な取り付けと粉じん対策まで整えてから始めると、研磨作業が安心して進められます。
ダストバッグにたまった木くずは、早めに捨てながら使いましょう。
番手は粗いものから細かいものへ替える
研磨するときは、木目を意識しながら、強く押し付けすぎず均一に動かすのが基本です。
サンドペーパーの番手は、粗いものから細かいものへ段階的に替えていくと、表面を整えやすくなります。
付属のペーパーなら、粒度60で荒れた面をならしてから、100、150と細かくしていく流れが分かりやすいですよ♪
材料や目指す仕上げによって合う番手は変わるため、様子を見ながら段階的に進めましょう。
マキタBO4555が向く人・向かない人
BO4555が向いているのは、木材の広い平面や仕上げの研磨が中心の方です。
手作業のヤスリがけから電動へステップアップしたい方にも、四角いパッドで平面へ当てやすいオービタルサンダータイプは扱いやすい選択肢になります。
一方、狭い溝の内側を磨く作業や、大きな段差を一気に削り落とすような強い荒削りは、BO4555の得意分野ではありません。
強い研磨力が必要な作業を考えている方は、おすすめの電動ベルトサンダーも見ておくと、仕上げサンダーとの使い分けを判断しやすいです。
電源を取りにくい場所での作業が多い方は、コード式である点も考慮して選んでください。
マキタの「 防じんミニサンダ BO4555 」は、木工の表面研磨を快適に進めたい方におすすめな仕上げサンダーです♪
マキタBO4555レビュー:まとめ
この記事は「マキタBO4555を実機レビュー!木工研磨で使った防じんミニサンダの使い勝手を解説」について書きました。
BO4555は、四角いパッドで木材の表面を滑らかに整えやすい、100Vコード式の防じんミニサンダです。
筆者は3年前に初代を購入し、高頻度で使い込んだ末に同じモデルを買い直して、現在も2代目を木工の表面研磨で使い続けています。
荒い表面が滑らかで美しく仕上がる点と、マジック式・クランプ式の両ペーパーに対応する使い勝手が、長く使ってきて感じる魅力です。
一方で、動作音は大きめに感じるため、使う場所や時間帯は考えて選びましょう。
使い方は、材料の固定と保護具の着用から始めて、ペーパーを確実に取り付け、粗い番手から細かい番手へ段階的に整えるのが基本です。
迷ったときは、平面の仕上げ研磨が中心ならマキタ BO4555 、強い荒削りが中心ならベルトサンダー、と作業内容で選ぶと失敗しにくいです。
木工の表面研磨を快適にしたい方は、ぜひBO4555を候補に入れてみてくださいね♪