木材を切るコード式丸ノコを探していると、小型の147mm機と標準的な165mm機の間で迷いますよね。
棚板を切ることが多いなら持ち上げやすさが気になるし、厚い材料も扱うなら切込み深さを確保したいところ。
でも、いざ選ぼうとすると、「軽い方でも木工に足りる?」「165mmならどんな作業でも有利?」と、刃の大きさだけでは決めにくいはず。
丸ノコは本体だけでなく、使う作業台と切りたい材料まで合わせて選ぶ工具です。
そこでこの記事では、筆者が使っている京セラの MW-46A とHiKOKIの FC6MA3 を例に、仕様と木工での使い方を比べます!
この記事を読めば、自分の作業に合う1台を選びやすくなりますよ♪
というわけでこの記事は、「京セラMW-46AとHiKOKI FC6MA3の違いは?木工用の丸ノコ2台を使い分ける選び方」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 147mmと165mmのコード式丸ノコで迷っている方
- MW-46AとFC6MA3の仕様と使用場面を比べたい方
- 板材だけでなく角材も切る予定がある方
- 本体の重さやコードの長さも購入前に確認したい方
MW-46AとFC6MA3の違いを比較
まずは、購入前に差が出やすい項目を並べました。
それでは、MW-46AとFC6MA3を比べながら、木工に合う選び方を紹介していきます。
| 比較項目 | 京セラ MW-46A | HiKOKI FC6MA3 |
|---|---|---|
| 標準の刃径 | 147mm | 165mm |
| 直角の最大切込み深さ | 46mm | 57mm |
| 45°の最大切込み深さ | 30mm | 38mm |
| 質量 | 2.1kg | 3.2kg(コードを除く) |
| コード | 2m | 5m |
どちらもコンセントで使う丸ノコですが、選ぶ理由は同じではありません。
持ち上げて位置を変える回数が多いならMW-46A、切る材料の厚さに余裕を持たせたいならFC6MA3が候補です。
板材中心なら、MW-46Aの軽さが生きる
京セラの MW-46A は147mm刃を使うコード式丸ノコです。
質量は2.1kgで、FC6MA3の公称値との差は1.1kg。
工具を作業台へ出したり、材料に合わせて持ち替えたりする場面では、この差を選ぶ理由にできます。
板材を切るたびに本体を動かすなら、軽さはうれしいポイントですよ♪
筆者の実機は旧リョービ表記で、長い板や合板の木工作業に使ってきました。
板を支える作業台を用意し、クランプとガイドを組み合わせて切るのが筆者の使い方です。
「軽いから固定なしで切れる」という意味ではないので、材料が動かない準備はどちらの機種でも必要ですよ。
直角での最大切込み深さは46mm。
切る板の厚さを先に測り、刃の出しろを調整してから使いましょう。
厚みへの余裕を優先するなら、FC6MA3
HiKOKIの FC6MA3 は165mm刃とアルミベースを備えたコード式丸ノコです。
直角での最大切込み深さは57mmなので、MW-46Aより厚い材料まで候補に入れられます。
筆者はこの機種で、厚さ約15mmのアカシア材やヒノキ材を切り、テーブルを作ることが多いです。
その作業ではパワーがあり、使いやすいと感じています♪
ただし、ここで紹介した約15mmの板は、MW-46Aの公称切込み深さにも収まります。
筆者が同じ板を2台で切り比べて速度や仕上がりを測った結果ではありません。
FC6MA3を選ぶ理由は、今の板だけでなく今後の材料の厚さにも余裕を持たせられる点です。
テーブル以外の木工作品も考えているなら、切りたい材料を広げて選べるのが心強いですね♪
買う前に確認したい3つの条件
普段切る材料の厚さと、45°切りの予定
丸ノコ選びは、普段切る材料を具体的に思い浮かべるところから。
約15mmの板材が中心なら、両機種の公称切込み深さに余裕があります。
厚い角材も切る場合は、材料の実寸と必要な刃の出しろを比べてください。
45°に傾けて切ると最大切込み深さが小さくなり、MW-46Aは30mm、FC6MA3は38mmです。
図の数値は直角切りの最大値なので、斜め切りを予定している方は45°の数値まで確認しましょう。
刃を交換するときも、機種ごとに指定された外径と穴径を確認しましょう。
「147mmか165mmか」は本体を選ぶだけでなく、替刃を買うときにも続く条件です。
FC6MA3の替刃を探す方は、165mm丸ノコ用チップソーの比較も参考にしてください。
MW-46Aには、説明書に指定された147mm刃と取付穴径が合うものを選びましょう。
作業台の広さと、コードを逃がす経路
MW-46Aのコードは2m、FC6MA3は5mです。
作業台からコンセントまでの距離だけでなく、刃や材料にコードが触れずに動かせる経路を考えましょう。
延長コードが必要なら、工具の消費電力に合う容量と長さを確認して選んでください。
作業を始める前にコードの通り道まで決めておくと、切断へ集中しやすくなりますよ♪
コンセントの位置が遠い作業場では、電動工具用の延長コード選びも役立ちます。
材料は切り落とす側まで支え、クランプを刃の進む線から離して固定するのが基本です。
ガイドを使うときは、ベースが最後までガイドへ当たる位置まで含めて作業台に余裕を取りましょう。
購入時の付属品と集じん方法
FC6MA3は、メーカー案内で165mmチップソー、ガイド、六角棒スパナが標準付属品です。
集じん機へつなぐ場合は、別売のダクトアダプタが必要になります。
MW-46Aも集じん機へ接続する場合は別売のノズルやホースの適合を確認してください。
商品ページでは本体の型番に加えて、付属する刃、ガイド、工具類と、集じん用品が別売かどうかを見ておくと買い足しの判断がしやすいですよ♪
集じん接続を考えている方は、丸ノコ用集じんアダプターの選び方へ進むと対応条件を比べられます。
MW-46AとFC6MA3はどちらを選ぶ?
板材を中心に切り、本体の持ち替えや片付けの軽さを優先するなら MW-46A 。
今後は厚めの木材にも取り組みたい方、作業台まわりでコードの長さに余裕がほしい方は FC6MA3 が候補です。
どちらも丸ノコ本体だけで切断の精度が決まるわけではありません。
材料の支持、固定、ガイドの当て方まで用意して、自分がよく作るものに合う方を選びましょう♪
機種ごとの使い勝手をさらに知りたい方は、MW-46Aの実機レビューとFC6MA3の実機レビューをどうぞ。
京セラMW-46AとHiKOKI FC6MA3の違い:まとめ
この記事は「京セラMW-46AとHiKOKI FC6MA3の違いは?木工用の丸ノコ2台を使い分ける選び方」について書きました。
MW-46Aは147mm刃・2.1kgの軽さ、FC6MA3は165mm刃・直角57mmの切込み深さと5mコードが選ぶ軸です。
筆者は両機種を木工で使っていますが、同じ条件で切り比べた結果ではなく、各機種の用途とメーカー仕様を合わせて紹介しました。
迷ったら、次に切る材料の厚さを測り、作業台での持ち替えとコードの動かし方を考えてみてください。
木材と作業台に合う丸ノコを選んで、次の木工作品づくりへ進みましょう♪