家具や棚を作るなら、最初の採寸から頼りになるのがコンベックス。
長い木材や設置場所の幅も一人で測りやすく、切断位置や金具の取り付け位置を決める木工DIYの基本工具ですよね♪
でも、いざ探してみると、「3.5mと5.5mならどっちが使いやすい?」とか、「テープ幅は19mmと25mmのどちらを選べばいい?」と、見た目が似ていて迷ってしまう方も多いはず。
短すぎる製品では部屋や長材を一度で測れず、細いテープを長く伸ばすと途中で折れて、墨付けの位置がずれることもあります。
そこでこの記事では、DIY用コンベックスの選び方を長さ・テープ幅・ロック方式・爪の違いから解説し、人気メーカーの中からおすすめモデルを6個厳選して紹介します!
木工作業では、同じ寸法を何度も測るより、基準になる端から一度で採寸して印を付けるほうがズレを減らしやすくなります。
この記事を読めば、家具組み立てから木材の墨付けまで、自分の作業に合うコンベックスが見つかりますよ。
というわけでこの記事は、「DIY用コンベックスおすすめ6選!家具・木材の採寸に使いやすい長さと幅の選び方」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 木工DIYで使いやすいコンベックスを探している方
- 3.5m・5.5m・7.5mのどれを選ぶか迷っている方
- 19mm幅と25mm幅の違いを知りたい方
- 家具や木材を一人で測りやすいモデルが欲しい方
- ロック式・セルフロック式・マグネット爪を比較したい方
DIY用コンベックスおすすめをまずは一覧で
紹介する6商品を、向いている作業と選ぶ理由で先に比較します。
スマホでは表を横にスクロールし、候補を絞ってから選び方を確認してください。
| 外観 | 商品名 | 向いている用途 | 選ぶポイント | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| | タジマ ロック25 L25-55BL | 基準にしやすい定番仕様 | 5.5m・25mm幅・両面目盛・ロック式 | |
| | シンワ測定 スマートギア 80882 | 価格と軽さのバランス | 5.5m・25mm幅で270gのコンパクト設計 | |
| | KDS ダブルジーエックス GGX25-55 | 耐久性・屋外作業 | ナイロンコートテープとステンレスばね | |
| | SK11 レッドロック SRL-2555-G | 金属材の一人採寸 | マグネットフックと艶消し両面目盛 | |
| | DBLTACT DSC-2555 | 小型・片手操作 | 230gのコンパクトなセルフロック式 | |
| プロマート MKII MK2555 | 戻り速度を調整したい人 | ブレーキボタン付きのベーシックモデル |
迷ったときは、木材・家具・部屋の採寸までカバーしやすい5.5m・25mm幅を基準にし、操作方式と爪の機能で絞り込みましょう♪
DIY用コンベックスの選び方
コンベックスは、次の順番で考えると選びやすくなります。
- 測る対象に足りる長さを決める
- 伸ばしやすさと携帯性からテープ幅を選ぶ
- ロック操作と爪の機能を作業に合わせる
- 目盛・重さ・耐久性を確認する
家具・木材・部屋のどこまで測るかで長さを選ぶ
DIY用コンベックスで最初に決めたいのが、テープの長さです。
小物や家具の採寸だけなら3.5mでも足りますが、長い木材や部屋の壁間まで測ると余裕が少なくなります。
- 3.5m: 小物、収納家具、作業台の上で使う軽作業向け
- 5.5m: 棚、合板、長材、室内寸法まで対応しやすい標準
- 7.5m以上: ウッドデッキや屋外、長い距離を一度で測りたい作業向け
木工DIYの最初の1個なら、持ち運びと測定範囲のバランスがよい5.5mが無難ですよ♪
長すぎるほど本体が大きく重くなるため、室内中心なら「念のため7.5m」にする必要はありません。
テープ幅は携帯性より伸ばしたときの安定感を優先する
テープ幅は、本体の握りやすさだけでなく、空中へ伸ばしたときの折れにくさにも関わります。
16mm前後は軽くてポケットへ入れやすい反面、長く伸ばすと折れやすいのが弱点。
19mmは携帯性と安定感の中間、25mmは木材の端へ爪を掛けて一人で伸ばす作業に向いています。
家具製作では、材料を押さえながら反対の手で採寸する場面が少なくありません。
多少重くても、テープが途中で折れにくい25mm幅のほうが作業を止めずに済みますよ♪
ロック式とセルフロック式は手の動かし方で選ぶ
一般的なロック式は、テープを引き出してからレバーを操作して固定する方式です。
必要なときだけ固定でき、収納時の状態も分かりやすいため、初めてでも戸惑いにくいタイプ。
セルフロック式は引き出した位置で自動的に止まり、解除ボタンを押すと戻ります。
片手で材料を押さえながら測る場面には便利ですが、慣れているロック式とは操作感が逆になる点に注意してください。
ブレーキボタン付きなら、テープを完全に固定せず、指で戻り速度を調整できます。
外寸・内寸を測るなら0点補正移動爪を確認する
先端の金属爪が少し前後に動く製品は、故障やガタつきとは限りません。
木材の端へ爪を掛ける外寸測定では爪が外側へ動き、箱の内側へ押し当てる内寸測定では内側へ動くことで、爪の厚みを補正します。
ただし、爪が曲がっていたり、固定する鋲が大きく緩んでいたりすると基準がずれる原因になります。
購入後も、ときどき定規と照合して0位置を確認しましょう。
箱や棚の対角寸法を比べて直角を確認する方法は、木箱・棚を直角に組み立てる方法でも詳しく解説しています。
目盛の仕様・重さ・マグネット爪は必要なものだけ選ぶ
表と裏の両方に目盛があるタイプは、テープを裏返した状態でも数字を確認しやすく、縦向きや下側からの採寸に便利です。
精度を重視するなら、メートル目盛のJIS1級表示も確認したいところ。
ただし、切断線が太かったり、毎回違う方向から測ったりすれば、工具の精度が高くても仕上がりは揃いません。
木工では、同じ基準面から測り、細い線で印を付けることが大切です。
マグネット爪は金属へ固定するときに便利ですが、木材中心なら必須ではありません。
機能が増えるほど重さや価格も上がりやすいため、使う材料に合わせて選びましょう。
安全に使うならテープを勢いよく戻さない
コンベックスのテープは薄い鋼材で、縁や先端の爪が硬く作られています。
長く引き出した状態から一気に戻すと、指へ当たったり、爪が材料を叩いたりすることも。
ロックを解除するときはテープへ手を添え、最後までゆっくり収納してください。
折れ癖や亀裂があるテープは無理に使い続けず、交換を検討しましょう。
DIY用メジャーのおすすめを探すときも、数字の多さより安全に戻せる操作感を優先すると安心です。
DIY用コンベックスおすすめ
ここからは、家具・木材の採寸に使いやすい6商品を、それぞれ異なる役割で紹介します。
それでは、DIYにおすすめなコンベックスを紹介していきます。
タジマ ロック25 L25-55BL
1つ目のDIYにおすすめなコンベックスは、タジマの「 ロック25 L25-55BL 」です。
テープ長5.5m・幅25mmで、メートル目盛はJIS1級。
両面目盛、0点補正移動爪、ショックアブソーバーを備えています。
特別な操作方式ではなく、必要な位置でレバーを動かすロックタイプなので、初めての1個にも選びやすい構成です。

製品重量は287g。
最軽量ではありませんが、大型ベルトクリップとストラップがあり、作業場所へ持ち出しやすく作られています。
タジマ ロック25 L25-55BL は、家具から長材まで測れる標準的な1個を選びたい方におすすめなコンベックスです♪
シンワ測定 スマートギア25-5.5m 80882
2つ目のDIYにおすすめなコンベックスは、シンワ測定の「 スマートギア25-5.5m 80882 」です。
5.5m・25mm幅を確保しながら、本体サイズは73×69×46mm、製品質量は270gです。
両面目盛で、裏面は縦目盛仕様。
木材の側面や高さ方向を測るときも、数字の向きを追いやすくなっています。

0点補正移動爪、ショックアブソーバー、ベルトクリップ、ストラップも備えた構成。
大型フックハンガーへ落下防止コードを取り付けたい方にも候補になります。
一方で、今回確認した公式商品ページにはJIS1級の記載がないため、JIS表示を必須条件にする方は別候補と比較してください。
シンワ測定 スマートギア25-5.5m 80882 は、測定範囲と携帯性のバランスを重視する方におすすめなコンベックスです♪
KDS ダブルジーエックス GGX25-55
3つ目のDIYにおすすめなコンベックスは、ムラテックKDSの「 ダブルジーエックス GGX25-55 」です。
テープはナイロンコートされたスチール製で、ばねにはステンレス材を採用。
作業場から屋外へ持ち出す機会がある方にも検討しやすい仕様です。
メートル目盛はJIS1級で、両面目盛、4点鋲、ショックアブソーバーを備えています。

エラストマカバーは握ったときのフィット感を考えた形で、フックプロテクターは爪と建材を保護する役割があります。
重量はほかの候補より重めなので、軽さよりテープ・ばね・爪まわりの構成を優先したい方向けでしょう。
KDS ダブルジーエックス GGX25-55 は、テープとばねの耐久性を重視する方におすすめなコンベックスです♪
SK11 レッドロック25 5.5m SRL-2555-G
4つ目のDIYにおすすめなコンベックスは、SK11の「 レッドロック25 5.5m SRL-2555-G 」です。
一人で金属材を測るときに役立つ、マグネット付きフックが特徴です。
棚の金属フレームや鋼材へ先端を固定できれば、反対側までテープを伸ばす途中で爪が外れる失敗も減らしやすくなりますよ。

5.5m・25mm幅のJIS1級メートル目盛で、艶消しテープへ両面印刷を採用しています。
衝撃に強いゴムジャケットカバーと焼入フックも、作業場で使いやすいポイントです。
一方、マグネットは木材へは付かず、本体重量は311g。
木材だけを測るなら、軽量モデルを選ぶほうが無駄は少ないでしょう。
SK11 レッドロック25 5.5m SRL-2555-G は、金属材を一人で採寸する機会がある方におすすめなコンベックスです♪
DBLTACT コンパクトセルフロック DSC-2555
5つ目のDIYにおすすめなコンベックスは、DBLTACTの「 コンパクトセルフロック DSC-2555 」です。
テープを引き出すとその位置で止まるセルフロック式で、固定レバーを毎回操作する手間を減らせます。
材料を片手で押さえ、もう片方の手だけでテープを伸ばしたい場面に合わせやすい方式です。

本体はH60×W55×D45mm、重量230g。
5.5m・25mm幅の6候補では小型・軽量で、腰袋や工具箱の空きスペースにも収めやすいサイズです。
ただし、一般的なロック式に慣れていると、解除ボタンを押して戻す操作に最初は戸惑うかもしれません。
DBLTACT コンパクトセルフロック DSC-2555 は、小さな本体と片手操作を優先したい方におすすめなコンベックスです♪
プロマート MKII MK2555
6つ目のDIYにおすすめなコンベックスは、プロマートの「 MKII MK2555 」です。
プロマートのMKIIは、低価格と品質の両立を掲げるベーシックシリーズです。
ブレーキボタンがあり、テープを収納するときに指で戻り速度を調整できます。

0点補正移動爪、爪飛び防止用ダンパー、ベルトクリップ、ストラップも備え、家具や木材の採寸に必要な基本を押さえています。
セルフロックのように自動では止まらないため、固定するときはロック操作が必要です。
その代わり、伸ばす・止める・ゆっくり戻す動作を自分で調整したい方には扱いやすいでしょう。
プロマート MKII MK2555 は、戻り速度を調整しながら基本操作を覚えたい方におすすめなコンベックスです♪
コンベックスを使って木材を正確に測るコツ
切断位置は同じ基準面から測る
複数の部材を同じ長さへ切るときは、毎回同じ端を基準にして測ります。
一方の部材は左端、別の部材は右端から測るような進め方では、爪の掛け方や木口の状態による小さな差が重なりやすくなります。
寸法を写す場合も、完成寸法だけでなく「どちらが基準面か」を先に決めましょう。
墨線の太さと切る側を決める
正しい数字へ合わせても、太い鉛筆線の中央・右側・左側のどこを切るかが曖昧では寸法が揃いません。
細い線を引き、不要になる側へ印を付けておくと、丸ノコやノコギリの刃をどちらへ合わせるか判断しやすくなります。
丸ノコで直線を切る手順は、丸ノコで木材をまっすぐ切る方法も参考にしてください。
内寸は本体寸法を足すより別の基準も併用する
箱や壁の内側を測るときは、テープを途中で折り曲げて目測すると誤差が出やすくなります。
本体にケース寸法が表示されている製品なら、ケースを反対側へ当てて目盛へ本体寸法を加える方法がありますよ。
ただし、足し算や読み違いが起きやすい場面では、短い直尺や当て木を併用するほうが確実です。
組み立て後の直角は寸法だけで判断せず、DIY用スコヤおすすめや対角寸法も使って確認しましょう。
DIY用コンベックスについてよくある質問
DIYなら3.5mと5.5mのどちらがおすすめ?
小物や家具だけなら3.5mでも使えますが、最初の1個には5.5mがおすすめです。
長材や部屋の幅まで一度で測りやすく、7.5mほど本体が大きくなりにくいため、用途を広げやすい長さですよ♪
19mm幅と25mm幅では何が違う?
19mm幅は本体を小さく軽くしやすく、25mm幅はテープを空中へ伸ばしたときに安定しやすい傾向があります。
作業台の上だけで使うなら19mm、合板や長材を一人で測るなら25mmを基準にしてくださいね♪
コンベックスの先端が動くのは壊れている?
0点補正移動爪を採用した製品では、外側へ掛ける測定と内側へ押し当てる測定で爪の厚みを補正するため、先端が少し前後に動きます。
ただし、爪が曲がっている、鋲が外れかけている、定規と照合して0位置が合わない場合は使用を中止してください。
尺相当目盛はDIYでも必要?
ミリ・センチで図面を作る一般的なDIYなら、メートル目盛だけでも困りません。
尺や寸で指示された材料・既存建築へ合わせる作業がある場合に限り、尺相当目盛付を検討するとよいでしょう。
DIY用コンベックスおすすめ:まとめ
この記事は「DIY用コンベックスおすすめ6選!家具・木材の採寸に使いやすい長さと幅の選び方」について書きました。
コンベックスは、まず測る対象に必要な長さを決め、次にテープ幅、ロック方式、爪の機能を選ぶと迷いにくくなります。
- 家具から長材・室内寸法まで測るなら5.5m
- 一人でテープを伸ばす木工DIYなら25mm幅
- 基本操作を重視するならロック式
- 片手操作を重視するならセルフロック式
- 金属材を測る機会があるならマグネット爪
最初の1個で迷ったときは、5.5m・25mm幅・両面目盛・0点補正移動爪を基準にしましょう。
そのうえで定番仕様なら タジマ ロック25 L25-55BL 、軽さとのバランスなら シンワ測定 スマートギア 80882 、片手操作なら DBLTACT DSC-2555 が選びやすい候補です。
使う場所と測る長さをイメージし、自分の手に合うコンベックスを選んで、DIYの最初の採寸から丁寧に進めてくださいね♪