家具の組み立てや金具の調整で、サイズの違うナットを回すときに助かるのがモンキーレンチ。
口幅を変えて使えるので、ぴったりのスパナが手元にないときにも頼れる1本ですよね♪
でも、いざ探してみると、「200mmくらいを選べばいい?」とか、「薄口やショートは普通のタイプと何が違う?」と、選び方に迷ってしまう方も多いはず。
口開きだけで選ぶと、柄が壁にぶつかって動かせなかったり、薄いナットへ先端が入らなかったりすることも。
そこでこの記事では、モンキーレンチの選び方を口開き・サイズ・薄口の違いから解説し、用途の異なる6商品を厳選して紹介します!
この記事を読めば、家に置く基本の1本から持ち歩き用まで、作業に合うモデルが見つかりますよ♪
というわけでこの記事は、「モンキーレンチおすすめ!口開き・サイズ・薄口タイプの選び方」について書きました。
この記事がおすすめな人
- 家庭の金具調整やDIYに使う1本を探している方
- 口開きと本体サイズの選び方を知りたい方
- 薄いナットに合う薄口タイプを探している方
- スパナとの違いや、使う向きを確認したい方
モンキーレンチのおすすめをまずは一覧で
まずは、使いたい場面に近い商品から見比べてみましょう。
標準的な形を基準に、薄いナット用や携帯用を選ぶと、買い足す理由もはっきりしますよ♪
| 外観 | 商品名 | 向いている用途 | 選ぶポイント | 購入先 |
|---|---|---|---|---|
| | KTC WMA-200 | 基本の1本 | 全長199mm・最大開口30mm | |
| | ロブテックス UM36XGB | 調整後のゆるみを抑える | 口開き8〜36mm・W-ZERO | |
| | TONE MWRTS-0226 | 携帯用の薄口ショート | 全長110mm・先端厚2mm | |
| | トップ工業 HT-32 | 薄いナットの保持 | ストレート形状・先端厚4.5mm | |
| | バーコ 9031 | 広い口開きとグリップ | 全長218mm・最大口開き38mm | |
| | スーパーツール MWRN30 | 掛け直す手間を減らす | ラチェットON/OFF切替 |
紹介順は用途の違いに沿ったもので、締め付ける力の順位ではありません。
よく使うナットが決まっている方は、対応する口開きから候補を絞るのがおすすめです。
モンキーレンチの選び方
口開きはナットの対辺寸法に合わせる
最初に確認したいのが、ナットの向かい合う平らな面同士の距離。
この対辺寸法が、レンチの口開きの範囲に収まるものを選びます。
ネジの太さを表す「M」のサイズや、六角形の角から角までの寸法と混同しないようにしましょう。
- 対辺寸法:口に入れたい六角ボルトやナットの平面間の幅
- 最大口開き:あごを広げられる上限の寸法
- 対応範囲:最大値とともに確認したい、使用できる寸法の範囲
筆者もモンキーレンチを使ってきました。
写真の工具のように柄へ200mmと刻まれていても、その数字は口開きの寸法ではありません。
本体のサイズと、ナットを挟める幅を分けて確認しましょう。
測りにくい小さなナットには、デジタルノギスの選び方で紹介している測定工具も役立ちますよ♪
小さいナットまで使う予定なら、対応範囲の下限も忘れずに確認してください。
口へ入ることに加え、あごを奥まで掛けられるかが購入前のチェックポイントです。
全長と柄を振るスペースを確かめる
家に置く1本なら、まずは200mm前後のクラスを比べると、携帯用との違いをつかみやすくなります。
ただし、同じ全長でも口開きは商品によって異なるので、長さと開き幅は別々に確認しましょう。
ショートタイプは、工具袋に収めたり、周囲への柄の干渉を抑えたりしたいときの候補です。
短い柄で固く締まったナットを無理に回さず、必要な力に合う工具へ持ち替えてください。
- 標準タイプ:家具の金具や作業台まわりで使う基本の候補
- ショートタイプ:工具袋への収まりや周囲との干渉を優先する場面へ
- 大口タイプ:大きな対辺へ対応しつつ、全長も確認して選ぶ候補
収納場所には呼び寸法ではなく実際の全長を合わせると、ケースへ入らない失敗を減らせますよ♪
持ち運ぶ道具を整理したい方は、工具箱の選び方で内寸や中皿の収まりも確認してみてください。
あごの調整方法とゆるみを抑える構造を選ぶ
口幅を変える調整ねじは、ウォームと呼ばれる部分です。
回してみたときの引っ掛かりや、幅を合わせた後のあごの動きも選ぶ手掛かりになります。
何度も掛け直す作業なら、調整後のゆるみを抑える構造に注目しましょう♪
- 一般的な調整式:ウォームを回し、使うナットへその都度合わせる方式
- ゆるみ抑制構造:掛け直したときの口幅の変化を抑えたい方へ
- ラチェット式:締める・戻す動作で、工具を外す手間を減らす方式
「ガタなし」という名称の商品でも、ナットへ掛けた後の調整は必要です。
ラチェット式を選ぶときは、切り替え操作と戻す際の空間を確かめておきましょう。
調整の手軽さを重視するのか、繰り返し回す作業を楽にしたいのかで、選ぶ機能が変わりますよ。
薄いナットには先端の厚さを合わせる
キャスターや機器の固定部など、薄いナットだけを押さえたい場面には薄口タイプが候補になります。
先端が厚いと、隣の部品に当たって奥まで入らなかったり、別のナットまで一緒に挟んだりするためです。
薄口は、狭いすき間へ届く先端の形で選ぶタイプ。
購入前にナットの厚さと周囲のすき間を測り、商品に示された先端厚を照合しましょう。
- 薄いナットだけを保持したい:先端厚を確認する
- ナットが重なっている:工具2本を入れるすき間も確認する
- 固いボルトを緩めたい:薄さより適合する工具と強度を優先する
薄い先端へ大きな力を掛ける使い方は避けてください。
サイズが決まっている薄いナットなら、薄口スパナの選び方と比べる方法もありますよ♪
握りやすさと重さは使う時間に合わせる
手に当たる柄の形やグリップの有無も、繰り返し使うなら確かめたい部分です。
金属の柄は工具袋への収まりを考えやすく、樹脂やゴムを付けた柄は握る部分の厚みも含めて選べます。
- 持ち歩くことが多い:全長と重さ、工具袋の収まりを優先
- 同じ作業を繰り返す:握る部分の形と、手袋を着けた操作を確認
- 保管場所が限られる:グリップやヘッドの張り出しまで含めて比較
軽いタイプを選ぶときも、必要な口開きや先端の掛かりを先に確認しましょう。
ラバーグリップが付いた一般工具を、通電部の作業に使う絶縁工具として扱わないでください。
モンキーレンチの使い方とスパナとの違い
口幅を合わせ、下あご側へ回す
モンキーレンチの使い方は、ナットに合わせて口幅を詰め、奥までまっすぐ掛けるのが基本です。
あごの先だけを引っ掛けたり、斜めに掛けたりすると外れやすくなるため、平らな面同士を合わせましょう。
一般的なモンキーレンチは、ウォームで動く下あご側へ回すのが基本です。
締めるときも緩めるときも、工具を掛ける向きを合わせてから力を掛けてください。
ラチェット式など機構のある商品は、その商品の操作方法にも従いましょう。
柄へパイプを足したり、ハンマーで叩いたりする使い方は避けてください。
スパナとは口幅の調整の有無で使い分ける
モンキーレンチとスパナの違いは、口幅を変えられるかどうか。
いくつかのサイズへ1本で合わせたいなら調整式、同じ寸法を繰り返し回すなら固定口幅のスパナが候補です。
寸法の合う工具をそろえたい方は、スパナの選び方も参考にしてください♪
大きなトルクが必要な作業には、適合するソケットレンチやめがねレンチを選びましょう。
締め付けトルクが指定された箇所は、指定に合う工具と手順で管理します。
100均や「使用禁止」の検索で気になる点
100均で探す場合も、口開き・あごの厚さ・調整後の掛かりを確かめて選ぶのが基本です。
価格だけを基準にせず、使うナットの寸法をメモして比較してみましょう。
職場などでモンキーレンチが使用禁止とされている場合は、その現場の規則と指定工具を優先してください。
角が傷んだナットや固着したボルトを、調整式1本で無理に回し続ける使い方も避けましょう。
モンキーレンチおすすめ
それでは、作業に合わせて選びたいおすすめのモンキーレンチを紹介していきます。
KTC モンキレンチ WMA-200
1つ目のおすすめなモンキーレンチは、KTCの「 モンキレンチ WMA-200 」です。
「家の金具に使う1本を、まずは標準的な形から選びたい!」という方に向くモデルですよ♪
最大開口は30mmなので、小さな工具でも口幅に余裕が欲しいときの比較候補です。
全長は199mmで、工具箱に入れる基本の1本として大きさをイメージしやすくなっています。
柄は力が掛かる方向に厚みを持たせた形で、握る部分が手へ当たる感触にも配慮されています。
握るたびに角が当たるのを避けたい方は、単純な重さだけでなく柄の断面にも注目したいですね。
ヘッドには口幅の目安になる目盛が付き、掛ける前のサイズ合わせを助けます。
重さは180gで、持ち歩く道具へ加えるときにも検討しやすいモデルです。
薄いナット専用の薄口ではないので、狭いすき間が目的なら先端厚まで比べましょう。
初めに普通の形を1本そろえ、作業に応じて薄口やショートを足す選び方にも合いますよ。
KTCの「 モンキレンチ WMA-200 」は、家庭の金具調整に使う基本の1本を探す方におすすめなモンキーレンチです♪
ロブテックス ハイブリッドモンキレンチX W-ZERO UM36XGB
2つ目のおすすめなモンキーレンチは、ロブテックスの「 ハイブリッドモンキレンチX W-ZERO UM36XGB 」です。
何度もナットへ掛け直す作業で、口幅のゆるみを抑えたい方に注目してほしい1本です。
特徴は、あごのガタや調整後の戻りを抑える構造を組み合わせたW-ZERO。
ウォームと下あごのラックのすき間を抑え、掛け直す際に口幅が変わりにくいよう工夫されています。
G-LESSはあごの縦方向のガタを抑える機構で、X-DRIVEはナットの角への応力を分散する形です。
どちらも、調整した口幅でナットを安定して捉えるための工夫ですよ。
口開きの対応範囲は8〜36mmなので、広く開くことに加え、小さい側の寸法も照合してください。
全長245mmのため、短い柄よりも周囲に振る空間を確保して使うサイズです。
丸みを持たせた柄は、手のひらで握る部分の形を重視する方にも比較しやすいポイント。
機構があっても、口を合わせずに回せばナットを傷めるおそれがあるため、掛ける前の調整は必要です。
工具袋への小さな収まりよりも、繰り返し使うときの口幅の落ち着きを優先する方へ合いますよ♪
ロブテックスの「 ハイブリッドモンキレンチX W-ZERO UM36XGB 」は、調整後のゆるみを抑えて作業したい方におすすめなモンキーレンチです♪
TONE 薄形ショートハイパーウォームモンキレンチ(目盛付) MWRTS-0226
3つ目のおすすめなモンキーレンチは、TONEの「 薄形ショートハイパーウォームモンキレンチ(目盛付) MWRTS-0226 」です。
小物用の道具をコンパクトにまとめたい方へ、薄い先端と短い柄を組み合わせたモデルですよ♪
全長110mmなので、標準サイズを入れにくい小さな工具袋にも収まりを検討できます。
手元に携帯する1本を探すときに、長さの違いが効いてきますね♪
先端の厚さは2mmで、厚いあごでは掛けにくい薄形ナットへ対応する仕様です。
最大口開きは26mmあり、短い本体でも幅を合わせられる範囲を確保しています。
厚い標準タイプと比べ、すき間へ先端を入れる用途に特徴がある1本。
ハイパーウォームは、調整したあごのガタつきを抑える構造です。
柄の端にはカラビナなどを掛ける穴があり、携帯の方法も考えやすくなっています。
カラビナや落下防止具を使う場合は、別途適合するものを用意してください。
短い柄や薄い先端へ無理に力を掛ける作業は避け、薄形ナットの保持などに使い分けましょう。
TONEの「 薄形ショートハイパーウォームモンキレンチ(目盛付) MWRTS-0226 」は、携帯用にも使える薄口ショートを探す方におすすめなモンキーレンチです♪
トップ工業 薄型ストレートモンキ HT-32
4つ目のおすすめなモンキーレンチは、トップ工業の「 薄型ストレートモンキ HT-32 」です。
「薄いナットを押さえて、もう1本の工具で相手側を回したい!」という場面に向くタイプですよ♪
先端厚は4.5mmで、ナットが重なった部分へあごを掛ける用途を考えた薄型です。
柄と口がまっすぐなストレート形状も、このモデルを選ぶ理由の1つ。
全長は224mmあり、短い薄口よりも柄を握る場所を取りたいときの候補になります。
口開きは0〜32mmなので、回したいナットの対辺を測って対応範囲と照合してください。
先端の薄さと、手で握る部分の長さを両立したい方へ合う組み合わせですね。
調整部には、あごのガタを抑えるウォームを採用しています。
強く締め付ける場合は先端へ負担を集中させず、あごの根元側を使ってください。
薄いナットの保持を主な役割にすると、標準タイプと使い分ける理由もはっきりしますよ。
トップ工業の「 薄型ストレートモンキ HT-32 」は、薄いナットへ工具を掛け、2丁使いも考えたい方におすすめなモンキーレンチです♪
バーコ 大口モンキーレンチ 9031
5つ目のおすすめなモンキーレンチは、バーコの「 大口モンキーレンチ 9031 」です。
本体を長くしすぎず、大きめのナットへ口を合わせたい方に向く1本です。
全長218mmに対して最大口開きは38mmあり、広い口幅を確保したモデル。
「手持ちの工具では口が届かないけれど、柄を長くすると周りに当たる」というときに比較したいですね♪
握る部分にはラバーグリップが付き、金属の柄とは違う厚みのある握りを選べます。
柄を手のひらへ当てて使う作業なら、こうした握る部分の形も見比べてみましょう。
重さは340gなので、工具袋を軽くしたい方は携帯用のショートとも比較してください。
あごの目盛で口幅の目安を付けてから、ナットに掛けて調整を詰められます。
同じ9031に似た品番でも、末尾にPが付くパイプレンチ兼用などは別商品です。
滑らかなあごでナットを回す1本を選ぶなら、購入時は「9031」の品番を合わせましょう。
広い口開きでも強く締まった箇所を無理に回さず、ナットの状態に合う工具を使ってください。
バーコの「 大口モンキーレンチ 9031 」は、広い口開きとグリップ付きの柄を組み合わせたい方におすすめなモンキーレンチです♪
スーパーツール ラチェット式ワイドモンキレンチ MWRN30
6つ目のおすすめなモンキーレンチは、スーパーツールの「 ラチェット式ワイドモンキレンチ MWRN30 」です。
同じナットを繰り返し回す作業で、工具を外して掛け直す手間を減らしたい方へ向くモデルです。
注目したいのは、締める・戻す動作を繰り返せるラチェット機構。
工具を掛けたまま動作を続けられるため、掛け直しが多い作業の候補になりますよ♪
切り替えレバーでラチェットをON・OFFにでき、作業に合わせて使い分けられます。
全長は200mmなので、標準クラスの長さと比べて選んでみましょう。
口開きは0〜30mmあり、使いたいボルトやナットに合わせて調整します。
ウォームのゆるみを抑える機構もあり、調整した幅を保つことに配慮した作りです。
ラチェット式でも、柄を戻すための空間が必要なので、使う場所で振れる範囲を確かめましょう。
口を合わせて1回だけ回す作業が中心なら、一般的な調整式も含めて比較すると選びやすくなりますよ。
繰り返す作業の回数が多いほど、掛け直しを減らす機能を選ぶ理由がはっきりします。
スーパーツールの「 ラチェット式ワイドモンキレンチ MWRN30 」は、連続して回す作業で掛け直す手間を減らしたい方におすすめなモンキーレンチです♪
モンキーレンチおすすめ:まとめ
この記事は「モンキーレンチおすすめ!口開き・サイズ・薄口タイプの選び方」について書きました。
選ぶときは、ナットの対辺・工具の全長・調整する構造・先端厚・握る部分の形を確認しましょう。
基本の形から比べるならKTCの「 WMA-200 」、携帯用の薄口ならTONEの「 MWRTS-0226 」が候補になりますよ♪
調整後のゆるみを抑えるロブテックス、薄いナットの保持に向くトップ工業、広い口開きのバーコと、選ぶ理由はさまざまです。
何度も回す作業が多い方は、スーパーツールのラチェット機構も比べてみてください。
今回ご紹介した選び方やおすすめの商品を参考に、口幅と使う場所にぴったりのモンキーレンチを見つけてください♪
頼れる1本と一緒に、金具の調整も落ち着いて進めましょう。